交読文1 献堂(列王記上8章12,13,27〜30) 主は、密雲の中にとどまる、と仰せになった。 荘厳な神殿を/いつの世にもとどまっていただける聖所を/わたしはあなたのために建てました。 神は果たして地上にお住まいになるでしょうか。 天も、天の天もあなたをお納めすることができません。 わたしが建てたこの神殿など、なおふさわしくありません。 わが神、主よ、ただ僕の祈りと願いを顧みて、今日僕が御前にささげる叫びと祈りを聞き届けてください。 そして、夜も昼もこの神殿に、この所に御目を注いでください。 ここはあなたが、『わたしの名をとどめる』と仰せになった所です。 この所に向かって僕がささげる祈りを聞き届けてください。 僕とあなたの民イスラエルがこの所に向かって祈り求める願いを聞き届けてください。 (一同)どうか、あなたのお住まいである天にいまして耳を傾け、聞き届けて、罪を赦してください。 交読文2 至福の道(詩篇1編1〜6) いかに幸いなことか,神に逆らう者の計らいに従って歩まず, 罪ある者の道にとどまらず,傲慢な者と共に座らず, 主の教えを愛し,その教えを昼も夜も口ずさむ人。 その人は流れのほとりに植えられた木。 ときが巡り来れば実を結び,葉もしおれることがない。 その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。 神に逆らう者はそうではない。彼は風に吹き飛ばされるもみ殻。 神に逆らう者は裁きに堪えず,罪ある者は神に従う人の集いに堪えない。 神に従う人の道を主は知っていてくださる。 神に逆らう者の道は滅びに至る。 交読文3 礼拝・神の栄光(詩編8編2〜10) 主よ、わたしたちの主よ/あなたの御名は、いかに力強く/全地に満ちていることでしょう。 天に輝くあなたの威光をたたえます、幼子、乳飲み子の口によって。 あなたは刃向かう者に向かって砦を築き/報復する敵を絶ち滅ぼされます。 あなたの天を、あなたの指の業を/わたしは仰ぎます。 月も、星も、あなたが配置なさったもの。そのあなたが御心に留めてくださるとは/人間は何ものなのでしょう。 人の子は何ものなのでしょう/あなたが顧みてくださるとは。 神に僅かに劣るものとして人を造り/なお、栄光と威光を冠としていただかせ 御手によって造られたものをすべて治めるように/その足もとに置かれました。 羊も牛も、野の獣も空の鳥、海の魚、海路を渡るものも。 主よ、わたしたちの主よ/あなたの御名は、いかに力強く/全地に満ちていることでしょう。 交読文4 祈り・復活(詩編16編1〜11) 神よ、守ってください/あなたを避けどころとするわたしを。 あなたはわたしの主。あなたのほかにわたしの幸いはありません。 この地の聖なる人々/わたしの愛する尊い人々に申します。 ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行わず、彼らの神の名を唇に上らせません。 主はわたしに与えられた分、わたしの杯。主はわたしの運命を支える方。 測り縄は麗しい地を示し/わたしは輝かしい嗣業を受けました。 わたしは主をたたえます。主はわたしの思いを励まし/わたしの心を夜ごと諭してくださいます。 わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし/わたしは揺らぐことがありません。 わたしの心は喜び、魂は躍ります。からだは安心して憩います。 あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく/あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず命の道を教えてくださいます。 (一同)わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い/右の御手から永遠の喜びをいただきます。 交読文5 創造者への賛美(詩編19編2〜12) 天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。 昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る。 話すことも、語ることもなく/声は聞こえなくても その響きは全地に/その言葉は世界の果てに向かう。 そこに、神は太陽の幕屋を設けられた。 太陽は、花婿が天蓋から出るように 勇士が喜び勇んで道を走るように 天の果てを出で立ち/天の果てを目指して行く。 その熱から隠れうるものはない。 主の律法は完全で、魂を生き返らせ 主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。 主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え 主の戒めは清らかで、目に光を与える。 主への畏れは清く、いつまでも続き 主の裁きはまことで、ことごとく正しい。 金にまさり、多くの純金にまさって望ましく 蜜よりも、蜂の巣の滴りよりも甘い。 あなたの僕はそれらのことを熟慮し (一同)それらを守って大きな報いを受けます。 交読文6 主は羊飼い(詩編23編1〜6) 主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。 主はわたしを青草の原に休ませ/憩いの水のほとりに伴い魂を生き返らせてくださる。 主は御名にふさわしく/わたしを正しい道に導かれる。 死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。 あなたがわたしと共にいてくださる。 あなたの鞭、あなたの杖/それがわたしを力づける。 わたしを苦しめる者を前にしても/あなたはわたしに食卓を整えてくださる。 わたしの頭に香油を注ぎ/わたしの杯を溢れさせてくださる。 命のある限り/恵みと慈しみはいつもわたしを追う。 主の家にわたしは帰り/生涯、そこにとどまるであろう。 交読文7 栄光の王・神の住まい(詩編24編1〜10) 地とそこに満ちるもの/世界とそこに住むものは、主のもの。 主は、大海の上に地の基を置き/潮の流れの上に世界を築かれた。 どのような人が、主の山に上り/聖所に立つことができるのか。 それは、潔白な手と清い心をもつ人。むなしいものに魂を奪われることなく/欺くものによって誓うことをしない人。 主はそのような人を祝福し/救いの神は恵みをお与えになる。 それは主を求める人/ヤコブの神よ、御顔を尋ね求める人。 城門よ、頭を上げよ/とこしえの門よ、身を起こせ。栄光に輝く王が来られる。 栄光に輝く王とは誰か。強く雄々しい主、雄々しく戦われる主。 城門よ、頭を上げよ/とこしえの門よ、身を起こせ。栄光に輝く王が来られる。 栄光に輝く王とは誰か。万軍の主、主こそ栄光に輝く王。 交読文8 主への信頼(詩編27編1〜6) 主はわたしの光、わたしの救い わたしは誰を恐れよう。 主はわたしの命の砦 わたしは誰の前におののくことがあろう。 さいなむ者が迫り/わたしの肉を食い尽くそうとするが わたしを苦しめるその敵こそ、かえって/よろめき倒れるであろう。 彼らがわたしに対して陣を敷いても わたしの心は恐れない。 わたしに向かって戦いを挑んで来ても わたしには確信がある。 ひとつのことを主に願い、それだけを求めよう。 命のある限り、主の家に宿り 主を仰ぎ望んで喜びを得 その宮で朝を迎えることを。 災いの日には必ず、主はわたしを仮庵にひそませ 幕屋の奥深くに隠してくださる。 岩の上に立たせ、群がる敵の上に頭を高く上げさせてくださる。 わたしは主の幕屋でいけにえをささげ、 (一同)歓声をあげ/主に向かって賛美の歌をうたう。 交読文9 罪の告白(詩編32編1〜11) いかに幸いなことでしょう/背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。 いかに幸いなことでしょう/主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。 わたしは黙し続けて/絶え間ない呻きに骨まで朽ち果てました。 御手は昼も夜もわたしの上に重く/わたしの力は/夏の日照りにあって衰え果てました。 わたしは罪をあなたに示し/咎を隠しませんでした。 わたしは言いました/「主にわたしの背きを告白しよう」と。 そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを/赦してくださいました。 あなたの慈しみに生きる人は皆/あなたを見いだしうる間にあなたに祈ります。 大水が溢れ流れるときにも/その人に及ぶことは決してありません。 あなたはわたしの隠れが。苦難から守ってくださる方。救いの喜びをもって/わたしを囲んでくださる方。 わたしはあなたを目覚めさせ/行くべき道を教えよう。あなたの上に目を注ぎ、勧めを与えよう。 分別のない馬やらばのようにふるまうな。それはくつわと手綱で動きを抑えねばならない。そのようなものをあなたに近づけるな。 神に逆らう者は悩みが多く/主に信頼する者は慈しみに囲まれる。 神に従う人よ、主によって喜び躍れ。 (一同)すべて心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。 交読文10 感謝(詩編40編2〜7) 主にのみ、わたしは望みをおいていた。 主は耳を傾けて、叫びを聞いてくださった。 滅びの穴、泥沼からわたしを引き上げ わたしの足を岩の上に立たせ/しっかりと歩ませ わたしの口に新しい歌を わたしたちの神への賛美を授けてくださった。 人はこぞって主を仰ぎ見 主を畏れ敬い、主に依り頼む。 いかに幸いなことか、主に信頼をおく人 ラハブを信ずる者にくみせず/欺きの教えに従わない人は。 わたしの神、主よ/あなたは多くの不思議な業を成し遂げられます。 あなたに並ぶものはありません。わたしたちに対する数知れない御計らいを/わたしは語り伝えて行きます。 あなたはいけにえも、穀物の供え物も望まず 焼き尽くす供え物も/罪の代償の供え物も求めず/ただ、わたしの耳を開いてくださいました。 交読文11 祈り(詩編42編2〜12) 涸れた谷に鹿が水を求めるように/神よ、わたしの魂はあなたを求める。 神に、命の神に、わたしの魂は渇く。 いつ御前に出て/神の御顔を仰ぐことができるのか。 昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。 人は絶え間なく言う/「お前の神はどこにいる」と。 わたしは魂を注ぎ出し、思い起こす/喜び歌い感謝をささげる声の中を 祭りに集う人の群れと共に進み/神の家に入り、ひれ伏したことを。 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ/なぜ呻くのか。神を待ち望め。 わたしはなお、告白しよう/「御顔こそ、わたしの救い」と。 わたしの神よ。わたしの魂はうなだれて、あなたを思い起こす。 ヨルダンの地から、ヘルモンとミザルの山から あなたの注ぐ激流のとどろきにこたえて/深淵は深淵に呼ばわり/ 砕け散るあなたの波はわたしを越えて行く。 昼、主は命じて慈しみをわたしに送り 夜、主の歌がわたしと共にある わたしの命の神への祈りが。 わたしの岩、わたしの神に言おう。「なぜ、わたしをお忘れになったのか。 なぜ、わたしは敵に虐げられ/嘆きつつ歩くのか。」 わたしを苦しめる者はわたしの骨を砕き 絶え間なく嘲って言う/「お前の神はどこにいる」と。 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ/なぜ呻くのか。神を待ち望め。 わたしはなお、告白しよう 「御顔こそ、わたしの救い」と。 わたしの神よ。 交読文12 礼拝・神の守り(詩編46編2〜12) 神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。 苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。 わたしたちは決して恐れない/地が姿を変え/山々が揺らいで海の中に移るとも 海の水が騒ぎ、沸き返り/その高ぶるさまに山々が震えるとも。 大河とその流れは、神の都に喜びを与える/いと高き神のいます聖所に。 神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。 夜明けとともに、神は助けをお与えになる。すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。 神が御声を出されると、地は溶け去る。 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。 主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。 地の果てまで、戦いを断ち/弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。 「力を捨てよ、知れ/わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」 (一同)万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。 交読文13 悔い改め(詩編51編3〜11, 19) 神よ、わたしを憐れんでください/御慈しみをもって。深い御憐れみをもって/背きの罪をぬぐってください。 わたしの咎をことごとく洗い/罪から清めてください。 あなたに背いたことをわたしは知っています。 わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。 あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し/御目に悪事と見られることをしました。 あなたの言われることは正しく/あなたの裁きに誤りはありません。 わたしは咎のうちに産み落とされ/母がわたしを身ごもったときも/わたしは罪のうちにあったのです。 あなたは秘儀ではなくまことを望み/秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください/わたしが清くなるように。 わたしを洗ってください/雪よりも白くなるように。 喜び祝う声を聞かせてください/あなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように。 わたしの罪に御顔を向けず/咎をことごとくぬぐってください。 (一同)しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を/神よ、 あなたは侮られません。 交読文14 新年(詩編65編2, 5〜14) 沈黙してあなたに向かい、賛美をささげます。 シオンにいます神よ。あなたに満願の献げ物をささげます。 いかに幸いなことでしょう あなたに選ばれ、近づけられ/あなたの庭に宿る人は。 恵みの溢れるあなたの家、聖なる神殿によって/わたしたちが満ち足りますように。 わたしたちの救いの神よ あなたの恐るべき御業が/わたしたちへのふさわしい答えでありますように。 遠い海、地の果てに至るまで/すべてのものがあなたに依り頼みます。 御力をもって山々を固く据え/雄々しさを身に帯びておられる方。 大海のどよめき、波のどよめき/諸国の民の騒ぎを鎮める方。 お与えになる多くのしるしを見て/地の果てに住む民は畏れ敬い 朝と夕べの出で立つところには/喜びの歌が響きます。 あなたは地に臨んで水を与え/豊かさを加えられます。 神の水路は水をたたえ、地は穀物を備えます。 あなたがそのように地を備え、畝を潤し、土をならし 豊かな雨を注いで柔らかにし 芽生えたものを祝福してくださるからです。 あなたは豊作の年を冠として地に授けられます。 あなたの過ぎ行かれる跡には油が滴っています。 荒れ野の原にも滴り/どの丘も喜びを帯とし 牧場は羊の群れに装われ/谷は麦に覆われています。 ものみな歌い、喜びの叫びをあげています。 交読文15 感謝(詩編67編2〜8) 神がわたしたちを憐れみ、祝福し/御顔の輝きを/わたしたちに向けてくださいますように あなたの道をこの地が知り/御救いをすべての民が知るために。 神よ、すべての民が/あなたに感謝をささげますように。 すべての民が、こぞって/あなたに感謝をささげますように。 諸国の民が喜び祝い、喜び歌いますように あなたがすべての民を公平に裁き/この地において諸国の民を導かれることを。 神よ、すべての民が/あなたに感謝をささげますように。 すべての民が、こぞって/あなたに感謝をささげますように。 大地は作物を実らせました。 神、わたしたちの神が/わたしたちを祝福してくださいますように。 神がわたしたちを祝福してくださいますように。 地の果てに至るまで/すべてのものが神を畏れ敬いますように。 交読文16 祈り(詩編84編2〜13) 万軍の主よ、あなたのいますところは/どれほど愛されていることでしょう。 主の庭を慕って、わたしの魂は絶え入りそうです。 命の神に向かって、わたしの身も心も叫びます。 あなたの祭壇に、鳥は住みかを作り/つばめは巣をかけて、雛を置いています。 万軍の主、わたしの王、わたしの神よ。いかに幸いなことでしょう あなたの家に住むことができるなら/まして、あなたを賛美することができるなら。 いかに幸いなことでしょう あなたによって勇気を出し/心に広い道を見ている人は。 嘆きの谷を通るときも、そこを泉とするでしょう。 雨も降り、祝福で覆ってくれるでしょう。 彼らはいよいよ力を増して進み ついに、シオンで神にまみえるでしょう。 万軍の神、主よ、わたしの祈りを聞いてください。 ヤコブの神よ、耳を傾けてください。 神よ、わたしたちが盾とする人を御覧になり あなたが油注がれた人を顧みてください。 あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。 主に逆らう者の天幕で長らえるよりは/わたしの神の家の門口に立っているのを選びます。 主は太陽、盾。神は恵み、栄光。 完全な道を歩く人に主は与え/良いものを拒もうとはなさいません。 (一同)万軍の主よ、あなたに依り頼む人は/いかに幸いなことでしょう。 交読文17 召天・葬儀(詩編90編1〜10,12,16,17) 主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ。 山々が生まれる前から/大地が、人の世が、生み出される前から/世々とこしえに、あなたは神。 あなたは人を塵に返し/「人の子よ、帰れ」と仰せになります。 千年といえども御目には/昨日が今日へと移る夜の一時にすぎません。 あなたは眠りの中に人を漂わせ/朝が来れば、人は草のように移ろいます。 朝が来れば花を咲かせ、やがて移ろい/夕べにはしおれ、枯れて行きます。 あなたの怒りにわたしたちは絶え入り/あなたの憤りに恐れます。 あなたはわたしたちの罪を御前に/隠れた罪を御顔の光の中に置かれます。 わたしたちの生涯は御怒りに消え去り/人生はため息のように消えうせます。人生の年月は七十年程のものです。 健(すこ)やかな人が八十年を数えても/得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、わたしたちは飛び去ります。 生涯の日を正しく数えるように教えてください。知恵ある心を得ることができますように。 あなたの僕らが御業を仰ぎ/子らもあなたの威光を仰ぐことができますように。 わたしたちの神、主の喜びが/わたしたちの上にありますように。 わたしたちの手の働きを/わたしたちのために確かなものとし/わたしたちの手の働きを/どうか確かなものにしてください。 交読文18 悔い改め(詩編95編1〜11) 主に向かって喜び歌おう。 救いの岩に向かって喜びの叫びをあげよう。 御前に進み、感謝をささげ 楽の音に合わせて喜びの叫びをあげよう。 主は大いなる神 すべての神を超えて大いなる王。 深い地の底も御手の内にあり 山々の頂も主のもの。 海も主のもの、それを造られたのは主。 陸もまた、御手によって形づくられた。 わたしたちを造られた方/主の御前にひざまずこう。 共にひれ伏し、伏し拝もう。 主はわたしたちの神、わたしたちは主の民/主に養われる群れ、御手の内にある羊。 今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。 「あの日、荒れ野のメリバやマサでしたように 心を頑にしてはならない。 あのとき、あなたたちの先祖はわたしを試みた。 わたしの業を見ながら、なおわたしを試した。 四十年の間、わたしはその世代をいとい/心の迷う民と呼んだ。 彼らはわたしの道を知ろうとしなかった。 わたしは怒り 彼らをわたしの憩いの地に入れないと誓った。」 交読文19 新しい歌(詩編96編1〜6,10〜13) 新しい歌を主に向かって歌え。全地よ、主に向かって歌え。 主に向かって歌い、御名をたたえよ。 日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。 国々に主の栄光を語り伝えよ/諸国の民にその驚くべき御業を。 大いなる主、大いに賛美される主/神々を超えて、最も畏るべき方。 諸国の民の神々はすべてむなしい。 主は天を造られ御前には栄光と輝きがあり/聖所には力と光輝がある。 国々にふれて言え、主こそ王と。世界は固く据えられ、決して揺らぐことがない。 主は諸国の民を公平に裁かれる。天よ、喜び祝え、地よ、喜び躍れ 海とそこに満ちるものよ、とどろけ 野とそこにあるすべてのものよ、喜び勇め/森の木々よ、共に喜び歌え 主を迎えて。主は来られる、地を裁くために来られる。 (一同)主は世界を正しく裁き/真実をもって諸国の民を裁かれる。 交読文20 賛歌(詩編98編1〜9) 新しい歌を主に向かって歌え。 主は驚くべき御業を成し遂げられた。 右の御手、聖なる御腕によって 主は救いの御業を果たされた。 主は救いを示し 恵みの御業を諸国の民の目に現し イスラエルの家に対する/慈しみとまことを御心に留められた。 地の果てまですべての人は/わたしたちの神の救いの御業を見た。 全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。 歓声をあげ、喜び歌い、ほめ歌え。 琴に合わせてほめ歌え 琴に合わせ、楽の音に合わせて。 ラッパを吹き、角笛を響かせて 王なる主の御前に喜びの叫びをあげよ。 とどろけ、海とそこに満ちるもの 世界とそこに住むものよ。 潮よ、手を打ち鳴らし/山々よ、共に喜び歌え、主を迎えて。 主は来られる、地を裁くために。 (一同)主は世界を正しく裁き/諸国の民を公平に裁かれる。 交読文21 感謝・賛美(詩編100編1〜5) 全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。 喜び祝い、主に仕え/喜び歌って御前に進み出よ。 知れ、主こそ神であると。主はわたしたちを造られた。 わたしたちは主のもの、その民/主に養われる羊の群れ。 感謝の歌をうたって主の門に進み/賛美の歌をうたって主の庭に入れ。 感謝をささげ、御名をたたえよ。主は恵み深く、慈しみはとこしえに/主の真実は代々に及ぶ。 交読文22 救い(詩編103編1〜13) わたしの魂よ、主をたたえよ。 わたしの内にあるものはこぞって/聖なる御名をたたえよ。 わたしの魂よ、主をたたえよ。 主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。 主はお前の罪をことごとく赦し/病をすべて癒し 命を墓から贖い出してくださる。 慈しみと憐れみの冠を授け 長らえる限り良いものに満ち足らせ/鷲のような若さを新たにしてくださる。 主はすべて虐げられている人のために 恵みの御業と裁きを行われる。 主は御自分の道をモーセに/御業をイスラエルの子らに示された。 主は憐れみ深く、恵みに富み/忍耐強く、慈しみは大きい。 永久に責めることはなく とこしえに怒り続けられることはない。 主はわたしたちを/罪に応じてあしらわれることなく わたしたちの悪に従って報いられることもない。 天が地を超えて高いように 慈しみは主を畏れる人を超えて大きい。 東が西から遠い程/わたしたちの背きの罪を遠ざけてくださる。 父がその子を憐れむように/主は主を畏れる人を憐れんでくださる。 交読文23 主をたたえよ(詩編104編1〜4, 31〜35) わたしの魂よ、主をたたえよ。主よ、わたしの神よ、あなたは大いなる方。 栄えと輝きをまとい、光を衣として身を被っておられる。 天を幕のように張り天上の宮の梁を水の中にわたされた。 雲を御自分のための車とし/風の翼に乗って行き巡りさまざまな風を伝令とし/燃える火を御もとに仕えさせられる。 どうか、主の栄光がとこしえに続くように。主が御自分の業を喜び祝われるように。 主が地を見渡されれば地は震え/山に触れられれば山は煙を上げる。 命ある限り、わたしは主に向かって歌い/長らえる限り、わたしの神にほめ歌をうたおう。 どうか、わたしの歌が御心にかなうように。わたしは主によって喜び祝う。 どうか、罪ある者がこの地からすべてうせ/主に逆らう者がもはや跡を絶つように。 わたしの魂よ、主をたたえよ。ハレルヤ。 交読文24 主を賛美せよ(詩編117編1,2, 148編1〜6,11〜13) すべての国よ、主を賛美せよ。すべての民よ、主をほめたたえよ。 主の慈しみとまことはとこしえに/わたしたちを超えて力強い。ハレルヤ。 ハレルヤ。天において主を賛美せよ。高い天で主を賛美せよ。 御使いらよ、こぞって主を賛美せよ。主の万軍よ、こぞって主を賛美せよ。 日よ、月よ主を賛美せよ。輝く星よ主を賛美せよ。 天の天よ/天の上にある水よ主を賛美せよ。 主の御名を賛美せよ。主は命じられ、すべてのものは創造された。 主はそれらを世々限りなく立て/越ええない掟を与えられた。 地上の王よ、諸国の民よ/君主よ、地上の支配者よ 若者よ、おとめよ/老人よ、幼子よ。 (一同)主の御名を賛美せよ。主の御名はひとり高く/威光は天地に満ちている。 交読文25 若者の歩む道(詩編119編9〜16) どのようにして、若者は/歩む道を清めるべきでしょうか。 あなたの御言葉どおりに道を保つことです。 心を尽くしてわたしはあなたを尋ね求めます。 あなたの戒めから/迷い出ることのないようにしてください。 わたしは仰せを心に納めています あなたに対して過ちを犯すことのないように。 主よ、あなたをたたえます。あなたの掟を教えてください。 あなたの口から与えられた裁きを/わたしの唇がひとつひとつ物語りますように。 どのような財宝よりも/あなたの定めに従う道を喜びとしますように。 わたしはあなたの命令に心を砕き/あなたの道に目を注ぎます。 (一同)わたしはあなたの掟を楽しみとし/御言葉を決して忘れません。 交読文26 神の見守り(詩編121編1〜8) 目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。 わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。 どうか、主があなたを助けて/足がよろめかないようにし まどろむことなく見守ってくださるように。 見よ、イスラエルを見守る方は/まどろむことなく、眠ることもない。 主はあなたを見守る方/あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。 昼、太陽はあなたを撃つことがなく 夜、月もあなたを撃つことがない。 主がすべての災いを遠ざけて/あなたを見守り あなたの魂を見守ってくださるように。 あなたの出で立つのも帰るのも/主が見守ってくださるように。 今も、そしてとこしえに。 交読文27 結婚・家庭(詩編127編, 128編) 主御自身が建ててくださるのでなければ/家を建てる人の労苦はむなしい。 主御自身が守ってくださるのでなければ/町を守る人が目覚めているのもむなしい。 朝早く起き、夜おそく休み/焦慮してパンを食べる人よ/それは、むなしいことではないか 主は愛する者に眠りをお与えになるのだから。 見よ、子らは主からいただく嗣業。胎の実りは報い。 若くて生んだ子らは、勇士の手の中の矢。 いかに幸いなことか/矢筒をこの矢で満たす人は。 町の門で敵と論争するときも/恥をこうむることはない。 いかに幸いなことか/主を畏れ、主の道に歩む人よ。 あなたの手が労して得たものはすべて/あなたの食べ物となる。 あなたはいかに幸いなことか/いかに恵まれていることか。 妻は家の奥にいて、豊かな房をつけるぶどうの木。 食卓を囲む子らは、オリーブの若木。 見よ、主を畏れる人はこのように祝福される。 シオンから/主があなたを祝福してくださるように。 命のある限りエルサレムの繁栄を見多くの子や孫を見るように。イスラエルに平和。 交読文28 深き淵より(詩編130編1〜8) 深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。 主よ、この声を聞き取ってください。嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。 主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら 主よ、誰が耐ええましょう。 しかし、赦しはあなたのもとにあり 人はあなたを畏れ敬うのです。 わたしは主に望みをおき わたしの魂は望みをおき/御言葉を待ち望みます。 わたしの魂は主を待ち望みます/見張りが朝を待つにもまして 見張りが朝を待つにもまして。 イスラエルよ、主を待ち望め。 慈しみは主のもとに/豊かな贖いも主のもとに。 (一同)主は、イスラエルを/すべての罪から贖ってくださる。 交読文29 慈しみ(詩編136編1〜5, 11, 16, 23〜26) 恵み深い主に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 神の中の神に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 主の中の主に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 ただひとり/驚くべき大きな御業を行う方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 英知をもって天を造った方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 イスラエルをそこから導き出した方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 イスラエルの民に荒れ野を行かせた方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 低くされたわたしたちを/御心に留めた方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 敵からわたしたちを奪い返した方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 すべて肉なるものに糧を与える方に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 天にいます神に感謝せよ。 慈しみはとこしえに。 交読文30 神のみわざ(詩編139編1〜12) 主よ、あなたはわたしを究め/わたしを知っておられる。 座るのも立つのも知り/遠くからわたしの計らいを悟っておられる。 歩くのも伏すのも見分け/わたしの道にことごとく通じておられる。 わたしの舌がまだひと言も語らぬさきに/主よ、あなたはすべてを知っておられる。 前からも後ろからもわたしを囲み/御手をわたしの上に置いていてくださる。 その驚くべき知識はわたしを超え/あまりにも高くて到達できない。 どこに行けば/あなたの霊から離れることができよう。 どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。 天に登ろうとも、あなたはそこにいまし 陰府(よみ)に身を横たえようとも/見よ、あなたはそこにいます。 曙(あけぼの)の翼を駆(か)って海のかなたに行き着こうとも あなたはそこにもいまし/御手をもってわたしを導き 右の御手をもってわたしをとらえてくださる。 わたしは言う。「闇の中でも主はわたしを見ておられる。夜も光がわたしを照らし出す。」 闇もあなたに比べれば闇とは言えない。 夜も昼も共に光を放ち/闇も、光も、変わるところがない。 交読文31 ハレルヤ(詩編146編1〜10) ハレルヤ。 ハレルヤ。 わたしの魂よ、 主を賛美せよ。 命のある限り、わたしは主を賛美し 長らえる限り/わたしの神にほめ歌をうたおう。 君侯に依り頼んではならない。 人間には救う力はない。 霊が人間を去れば 人間は自分の属する土に帰り/その日、彼の思いも滅びる。 いかに幸いなことか ヤコブの神を助けと頼み/主なるその神を待ち望む人 天地を造り/海とその中にあるすべてのものを造られた神を。 とこしえにまことを守られる主は 虐げられている人のために裁きをし 飢えている人にパンをお与えになる。 主は捕われ人を解き放ち 主は見えない人の目を開き/主はうずくまっている人を起こされる。主は従う人を愛し 主は寄留の民を守り/みなしごとやもめを励まされる。 しかし主は、逆らう者の道をくつがえされる。 主はとこしえに王。シオンよ、あなたの神は代々に王。 (一同)ハレルヤ。 交読文32 賛美(詩編150編) ハレルヤ。 ハレルヤ。 聖所で神を賛美せよ。 大空の砦で神を賛美せよ。 力強い御業のゆえに神を賛美せよ。 大きな御力のゆえに神を賛美せよ。 角笛を吹いて神を賛美せよ。 琴と竪琴を奏でて神を賛美せよ。 太鼓に合わせて踊りながら神を賛美せよ。 弦をかき鳴らし笛を吹いて神を賛美せよ。 シンバルを鳴らし神を賛美せよ。 シンバルを響かせて神を賛美せよ。 息あるものはこぞって主を賛美せよ。 ハレルヤ。 交読文33 イザヤの預言・降誕(イザヤ書11章1〜10) エッサイの株からひとつの芽が萌えいで その根からひとつの若枝が育ち、その上に主の霊がとどまる。 知恵と識別の霊/思慮と勇気の霊/主を知り、畏れ敬う霊。 彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。 目に見えるところによって裁きを行わず/耳にするところによって弁護することはない。 弱い人のために正当な裁きを行い/この地の貧しい人を公平に弁護する。 その口の鞭をもって地を打ち/唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。 正義をその腰の帯とし/真実をその身に帯びる。 狼は小羊と共に宿り/豹は子山羊と共に伏す。 子牛は若獅子と共に育ち/小さい子供がそれらを導く。 牛も熊も共に草をはみ/その子らは共に伏し/獅子も牛もひとしく干し草を食らう。 乳飲み子は毒蛇の穴に戯れ/幼子は蝮の巣に手を入れる。 わたしの聖なる山においては/何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。 水が海を覆っているように/大地は主を知る知識で満たされる。 その日が来れば/エッサイの根は/すべての民の旗印として立てられ/国々はそれを求めて集う。 そのとどまるところは栄光に輝く。 交読文34 伝道者の足(イザヤ書52章7, 8, 10, 40章6〜9) いかに美しいことか/山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。 彼は平和を告げ、恵みの良い知らせを伝え/救いを告げ/あなたの神は王となられた、と/シオンに向かって呼ばわる。 その声に、あなたの見張りは声をあげ/皆共に、喜び歌う。 彼らは目の当たりに見る/主がシオンに帰られるのを。 主は聖なる御腕の力を/国々の民の目にあらわにされた。 地の果てまで、すべての人が/わたしたちの神の救いを仰ぐ。 呼びかけよ、と声は言う。わたしは言う、何と呼びかけたらよいのか、と。 肉なる者は皆、草に等しい。永らえても、すべては野の花のようなもの。 草は枯れ、花はしぼむ。主の風が吹きつけたのだ。この民は草に等しい。 草は枯れ、花はしぼむが/わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。 高い山に登れ/良い知らせをシオンに伝える者よ。 力を振るって声をあげよ/良い知らせをエルサレムに伝える者よ。 (一同)声をあげよ、恐れるな/ユダの町々に告げよ。 交読文35 苦難の僕(イザヤ書53章1〜8, 12) わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。 主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。 乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のように この人は主の前に育った。見るべき面影はなく 輝かしい風格も、好ましい容姿もない。 彼は軽蔑され、人々に見捨てられ 多くの痛みを負い、病を知っている。 彼はわたしたちに顔を隠し わたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。 彼が担ったのはわたしたちの病/彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに わたしたちは思っていた/神の手にかかり、打たれたから/彼は苦しんでいるのだ、と。 彼が刺し貫かれたのは/わたしたちの背きのためであり 彼が打ち砕かれたのは/わたしたちの咎のためであった。 彼の受けた懲らしめによって/わたしたちに平和が与えられ 彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。 わたしたちは羊の群れ/道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。 そのわたしたちの罪をすべて/主は彼に負わせられた。 苦役を課せられて、かがみ込み/彼は口を開かなかった。 屠り場に引かれる小羊のように/毛を切る者の前に物を言わない羊のように 彼は口を開かなかった。 捕らえられ、裁きを受けて、彼は命を取られた。 彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか わたしの民の背きのゆえに、彼が神の手にかかり/命ある者の地から断たれたことを。 彼が自らをなげうち、死んで/罪人のひとりに数えられたからだ。 (一同)多くの人の過ちを担い/背いた者のために執り成しをしたのは/この人であった。 交読文36 ゼカリヤとミカの預言(ゼカリヤ書2章14〜15, ミカ書5章1〜3) 娘シオンよ、声をあげて喜べ。 わたしは来て/あなたのただ中に住まう、と主は言われる。 その日、多くの国々は主に帰依して/わたしの民となり わたしはあなたのただ中に住まう。 こうして、あなたは万軍の主がわたしを あなたに遣わされたことを知るようになる。 エフラタのベツレヘムよ/お前はユダの氏族の中でいと小さき者。 お前の中から、わたしのために/イスラエルを治める者が出る。 彼の出生は古く、永遠の昔にさかのぼる。 まことに、主は彼らを捨ておかれる/産婦が子を産むときまで。 そのとき、彼の兄弟の残りの者は/イスラエルの子らのもとに帰って来る。 彼は立って、群れを養う/主の力、神である主の御名の威厳をもって。 彼らは安らかに住まう。 今や、彼は大いなる者となり/その力が地の果てに及ぶからだ。 交読文37 祝福(マタイによる福音書5章3〜12) 心の貧しい人々は、幸いである、/天の国はその人たちのものである。 悲しむ人々は、幸いである、/その人たちは慰められる。 柔和な人々は、幸いである、/その人たちは地を受け継ぐ。 義に飢え渇く人々は、幸いである、/その人たちは満たされる。 憐れみ深い人々は、幸いである、/その人たちは憐れみを受ける。 心の清い人々は、幸いである、/その人たちは神を見る。 平和を実現する人々は、幸いである、/その人たちは神の子と呼ばれる。 義のために迫害される人々は、幸いである、/天の国はその人たちのものである。 わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、 あなたがたは幸いである。 喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。 あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。 交読文38 宣教命令(マタイによる福音書28章18〜20,使徒言行録1章8) イエスは、近寄って来て言われた。 わたしは天と地の一切の権能を授かっている。 だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。 彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、 あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。 わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。 あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。 そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、 (一同)また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。 交読文39 マリアの賛歌・降誕(ルカによる福音書1章47〜55) わたしの魂は主をあがめ、/わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。 身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。 今から後、いつの世の人も/わたしを幸いな者と言うでしょう、 力ある方が、/わたしに偉大なことをなさいましたから。 その御名は尊く、その憐れみは代々に限りなく、/主を畏れる者に及びます。 主はその腕で力を振るい、/思い上がる者を打ち散らし、 権力ある者をその座から引き降ろし、/身分の低い者を高く上げ、 飢えた人を良い物で満たし、/富める者を空腹のまま追い返されます。 その僕イスラエルを受け入れて、/憐れみをお忘れになりません、 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、/アブラハムとその子孫に対してとこしえに。 交読文40 わたしは良い羊飼い(ヨハネによる福音書10章11, 12a, 14, 27, 28) わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。 羊飼いでなく、自分の羊を持たない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げる。 わたしは良い羊飼いである。 わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。 わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。 わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。 わたしは彼らに永遠の命を与える。 彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。 交読文41 新生・バプテスマ(ローマ6章1-6, Uコリント5章17, ガラテヤ3章27, 28) 恵みが増すようにと、罪の中にとどまるべきだろうか。決してそうではない。 罪に対して死んだわたしたちが、どうして、なおも罪の中に生きることができるでしょう。 それともあなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆 またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。 わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、 その死にあずかるものとなりました。 それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、 わたしたちも新しい命に生きるためなのです。 もし、わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、 その復活の姿にもあやかれるでしょう。 だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。 古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。 洗礼(バプテスマ)を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、 キリストを着ているからです。 そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。 あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。 交読文42 愛の賛歌(Tコリント13章1-13) たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、 愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。 たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、 たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、 愛がなければ、無に等しい。 全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、 愛がなければ、わたしに何の益もない。 愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。 愛は自慢せず、高ぶらない。 礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。 不義を喜ばず、真実を喜ぶ。 すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。 愛は決して滅びない。 預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、 わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。 完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。 幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、 幼子のように思い、幼子のように考えていた。 成人した今、幼子のことを棄てた。 わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。 だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。 わたしは、今は一部しか知らなくとも、 そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。 それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。 (一同)その中で最も大いなるものは、愛である。 交読文43 復活(Tコリント15章1, 3-6, 12-14, 20-22, 52b, 54b, 55a, 57) 兄弟たち、わたしがあなたがたに告げ知らせた福音を、ここでもう一度知らせます。 これは、あなたがたが受け入れ、生活のよりどころとしている福音にほかなり ません。 最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、 葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、 ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。 次いで、五百人以上もの兄弟たちに同時に現れました。 そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、大部分は今なお生き残っています。 キリストは死者の中から復活した、と宣べ伝えられているのに、 あなたがたの中のある者が、死者の復活などない、と言っているのはどういうわけですか。 死者の復活がなければ、キリストも復活しなかったはずです。 そして、キリストが復活しなかったのなら、 わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。 しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。 死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。 つまり、アダムによってすべての人が死ぬことになったように、 キリストによってすべての人が生かされることになるのです。 死者は復活して朽ちない者とされ、わたしたちは変えられます。 死は勝利にのみ込まれた。死よ、お前の勝利はどこにあるのか。 わたしたちの主イエス・キリストによってわたしたちに勝利を賜る神に、 感謝しよう。 交読文44 新しい天と地(ヨハネの黙示録21章1-4) わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。 最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。 更にわたしは、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のよ うに 用意を整えて、神のもとを離れ、天から下って来るのを見た。 そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。 見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。 神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。 もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。 (一同)最初のものは過ぎ去ったからである。 交読文45 スチュワードシップ(詩編24章1, ハガイ書2章8, 詩編50編10, レビ記27章30, 箴言3章9, マラキ書3章10, Uコリント9章6-8) 地とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものは、主のもの。 銀はわたしのもの、金もわたしのものと、万軍の主は言われる。 森の生き物は、すべてわたしのもの、山々に群がる獣も、わたしのもの。 土地から取れる収穫量の十分の一は、穀物であれ、果実であれ、主のものである。それは聖なるもので主に属す。 それぞれの収穫物の初物をささげ、豊かに持っている中からささげて主を敬え。 十分の一のささげものをすべて倉に運び、わたしの家に食物があるようにせよ。これによって、わたしを試してみよと、万軍の主は言われる。 必ず、わたしはあなたたちのために、天の窓を開き、祝福を限りなく注ぐであろう。 惜しんでわずかしか種をまかないものは、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔(ま)く人は、刈り入れも豊かなのです。 各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。喜んで与える人を神は愛してくださるからです。 神は、あなた方がいつもすべての点ですべてのものに十分で、あらゆる善(よ)い業(わざ)に満ちあふれるように、あらゆる恵みをあなたがたに満ちあふれさせることがおできになります。 交読文46 平和(イザヤ書9章1, 5, ミカ書4章3, マタイ5章9) 交読文47 十戒(出エジプト記20章2-17)