富士登山2005.93-4

富士山・・・それは私が住んでいるところからも見え(今は高い建物が出来たりして家からは見えませんが)、冬場になれば朝からその雄姿が拝める。。。

 富士山は「登る山ではなくて眺める山である」という人がいる。。。っが日本一の山!一度は登ってみたい・・・とは思っておりました。小学生のとき林間学校で富士山には行ったけど何合目まで登ったのかハッキリと覚えていない。当然山頂には行ったことはありませんがな(汗) そんなときに友人のじやんが富士山に登ると言っていたのでそれに便乗しようと思った。最初の予定では7月に登るという話だったのだが、諸事情があって延期となった。それでシーズン終了後の9月第一週の日曜日に登るということになった。。。のだが、日曜日は休みだが前日の土曜日、この日の仕事が果たしてどうなるのかがわからない。だいたい休みにしてもらえるのだが、ちょうどこの時期に小笠原出張があり最初は私が行くことになってたのだが今回は行かなくてよいっと言うことになった。それはそれでいいのだが小笠原に人員を割かれている分こっちに残っている者たちはその分しわ寄せが来る。もちろん私とて例外ではない。。。富士登山の予定は9月3日22:00集合23:00出発。この土曜日の仕事がいつもの土曜の仕事とは桁違いに忙しい。。。どう考えても集合時間に間に合わない予定であった。とりあえず現地には向かうが間に合わなかったら先に登ってもらうか参加見送りするということでのじやんに連絡する。

 仕事も終わり家には立ち寄らずそのまま富士宮口へと直行した。こういうときに限って仕事がメチャクチャ忙しく、途中で渋滞していて・・・なんだか思い通りに事が進まない。会社を出たのが19:45、夕食をコンビニで買いガソリン満タン。首都高埼玉新都心線から乗って首都高5号線−環状線っと行くのだが、環状線手前で渋滞。そこだけならよいがこの先の3号渋谷線で事故渋滞(-_-;) 毎度の事ながら夜から深夜にかけて3号線下りは順調に走れたことがない!もう俺に何かうらみでもあるのか?ってくらいことが起こる(-"-) 渋滞を抜け東名に入る。のじやんは富士ICから有料通って富士宮口に登ったというが、私の車のナビは御殿場ICを降りてからのルートを推奨。どちらが早いのかわからないが、早く行けてリーズナブルなルートがよいので御殿場で降りる。高速を降りてすかさずコンビニに入る。朝食やら水分を買い込むが、どういうわけかおにぎりがひとつもない。どうせ富士山頂に行くのなら「富士山の上でおにぎりを」をやりたかった。。。今更他のコンビニに立ち寄る時間もないので急いで登山口へと向かう。幸い車はそんなに走っていなかったので順調に・・・っていうか強引に集合時間過ぎに登山口に到着。のじやんとすぱ様と合流する。今からじゃ軽く寝る時間もないのでそのまま準備に取り掛かる。

 準備も出来たので23:25登山口を出発。寒い寒いと聞いていたし、準備している間にも防寒対策している人たちが登っていくのを見ていたので自分も暖かい格好で出発したのだが、いきなり必要はなくなった。

 23:45新6合目に到着。ここで皮を剥いでフリースとウィンドブレーカーを脱ぐ。寒いといってもこの辺じゃ駐車場とそれほど変わらないし、ここまで歩いてきたことによって体は温まってきたので釣りで使っている防寒下着とシャツだけで十分である。おかげでバッグの中に荷物が入らなくて困ってしまったのだけど。。。(汗) 不眠不休で高山に行くと高山病になりやすいっと聞いていたので心配だったが、今のところそういう気配はない。まぁ高度が高度だからそんなすぐに出るものでもないのだろう。。。でもなる人はこの辺でもなっちゃったりするんだろうなぁ。。。

 日も変わり0:25新7合目に到着。体は温まっているが休憩している間に冷えてくる。ここで先ほど脱いだウィンドブレーカーを着込む。しかし、ここまで来るのにかなりしんどく、健脚2名についていくのは至難(汗) 無理してついてく事もないので自分のペースで登っていく。っが、後から登ってくる人たちがかなり後方にいても気になってある程度の距離まで迫ってきたら立ち止まって先行してもらう。これがどういうわけかかなりプレッシャーを感じてしまう(-_-;) そういえば登山口で気になったのだが、富士山には外人が多いみたいだ。今まで登ってきた山で外人に出会ったことってあったかなぁ?それだけ国外でもメジャーなところなのだろう。。。

 しんどいので途中休み休み登っているのだが、休むたびに睡魔が襲ってくる。考えてみたら朝5時半に起きて休憩なしで仕事してここまで来たんだから眠くもなるよなぁ。。。これが高山病になりかかっているなんてぜんぜん思いもしなかった。先行している健脚2名が途中で休んでいるなんてぜんぜん気がつかなかった。休んでいるところを何回素通りしてしまった(汗)待っててもらうのも悪いので先にどんどん行っちゃっていいよと頼んだ。

 一度でも腰を下ろしたらもう立ち上がれないような気がしたので絶対に座るのだけはやめよう。。。でもたまらず座ってしまう自分が情けない(-_-;) ヘッドライトの明かりだけでは頼りにならず予備で持ってきた小型ライトも手に持って歩く。それでもよく見えず、たまにコースロープの外側を歩いていたり足を滑らせて転げたり・・・とにかく意識も朦朧としてどうやって登ってきたのかよく覚えていない。少し頭痛もしてきた。。。(そんなわけで山頂口までは端折らせてもらいます)


登山口入り口


新6合目からの夜景


新7合目からの夜景

 

 

 4:15山頂口到着。健脚2名にも何とかついて行けたが、きっと私を気遣ってゆっくり登ってくれたのだろう。しかし極限に近い状態でよくここまで登ってこられたものだと自分で自分をほめてやりたい(爆)携帯酸素も吸っていたおかげか高度にも慣れてきていくらか楽になってきた。

 

 山頂に着くとすでに東の空は薄明るくなっていた。御来光がよく見えるポイントまで移動する。良いポジションはなくなってしまったので単独で別の場所へ移動する。こんなことなら三脚持ってくればよかったなぁ。。。眼下には山中湖が見える。あいにく下のほうに雲があるけどこれなら問題はないかな。。。しかし日が昇ってくるまで待っているのは寒いし眠いしマジ辛い(-_-;)最後の最後で合羽を着込んだ。 だんだん日が昇ってくる。待望の御来光である。

御来光を堪能し剣ヶ峰へと向かう。途中火口を眺めながら歩くが、火口って思っていたよりも深くて落ちたら帰ってこられなさそうだ(笑)

 剣ヶ峰手前で西側を見てみる。するとなにやら大きな影が・・・富士山の陰「影富士」が現れているようだ。しかしここまで登ってきたのも辛かったけど、最後の最後の剣ヶ峰の登りがマジでしんどい。思っていたよりも傾斜角がきつく足元も滑りやすい。健脚すぱちゃんはスタスタと登っていったが、健脚のじやんがマジでしんどそうな顔をしていた。

 山頂に到着。やった!日本一高いところに立ったぞ〜!! そりゃうれしいのなんの。。。剣ヶ峰にはレーダー基地跡がありそこからだと影富士は見えない。見えるポイントはただ一つ。建物脇の展望台から西側を眺める。見事な影富士に感激。麓は雲が見えないが、遠く南アルプスや八ヶ岳、秩父方面などは雲海の中にある。ポツンと浮かんでいるように見え山というより島みたいだ。その場にいた人に山座同定してもらう。ここは狭い場所なのでそんなに人が入れないのに次から次へと人が登ってくる。降りる人もいるのだから先に降りてもらってから登ってくれば良いのに。。。


影富士

南アルプス方面。下界に本栖湖と精進湖

八ヶ岳

南アと八ヶ岳

最高峰で記念撮影

 朝食をとり記念撮影を済ます。後は降りるだけ。。。7:00下山開始。下りは比較的楽ではあるが登ってくる人たちもたくさんいるので道を譲りながら下りる。初めて知ったが山頂までMTBを担いで登ってくる人を結構見かけた。いったいどこを下りるのだ?ってかそんなことやっちゃっても良いのか? 私もダウンヒルなどMTBはやっていたけど、富士山ダウンヒルはあまり感心しないなぁ。。。こんなんだからいつまでたっても世界遺産に登録できないんだな。。。(まぁ別の問題も多いんだけど)もし公認されているものであっても止めませんか?

 9合目、8合目で山頂を振り返る。登ってくるときは暗くてどんなところなのかわからなかったが、明るくなってから改めて見てみると「よくこんなところ登ってきたよなぁ。。。」っと思った。。。雲が多くなってきて下界の状況が見えなくなってきた。


山頂口から俯瞰

山頂を振り返る

雲が矢印みたいに見える


7:47 9合目到着

9合目から8合目までの風景→


あっという間に雲海が広がってしまった

8:05 8合目到着

8合目から7合目までの風景↓

宝永火山の火口が見える

山頂を振り返る2人

8:467合目到着 7合目から新7合目までの風景↓

植物が見られるようになる

雲海に突撃!

9:04 新7合目到着 6合目までの風景↓

雲の中にいるんだぜ

下界が見えない

9:24 6合目到着 新六合目までの風景→

宝永山が近くに見える

9:37 新6合目到着 まったり休憩

10:10 駐車場到着 お疲れちゃ〜ん

 コースの脇、溶岩の中に黄色い石みたいなものが埋まっている。それを調べようとのじやんがコースを逸れて確認に行った。最初「もしかして金ジャン?」なんて冗談で言っていたんだけど、実際はなんだかわからない。私ものじやんに続いて岩を乗り越えて降りようとしたところ、足元をみると何か踏み潰された物が・・・「え?これってもしかして・・・黄金の柔らかい石では?」その物体を踏んだのはどうものじやんみたいだ。彼の名誉のために踏んだものはあえて伏せておこう(爆)

 高度が下がってきてから頭痛がひどくなってきた。これも高山病なのか?のじやんも頭が痛いという。しかしすぱちゃんは大丈夫だと・・・若さかねぇ?(笑) 7合目から雲の中に突入!もっと濃い霧みたいなものなのかと思ったがそうでもない。なんだか雲の中にいるという気がしない。むしろ雲が下がっていっているのじゃないのかって思うくらいだ。

9:30新6合目に到着。ここでどっぷりと休憩。のじやんはコーラを飲みたいと自販機で値段は忘れたが高いコーラを購入。あとちょっとで駐車場。。。10:10駐車場到着。いや〜長い工程であった。。。最後に看板の前で記念撮影。この後滝見がしたいので一眠りすることにした。すぱちゃんとはここでお別れ。お疲れ様でした!

----ここからはおまけ----

小一時間・・・2時間近く眠ったかなぁ。。。昨日朝5時半に起きて寝たのが翌10:30・・・30時間不眠不休(不休はないか)とは。。。そりゃしんどいわ(-_-;) とりあえず一眠りできたので頭痛もいくらか落ち着いた。

 富士山を下りのじやんと白糸の滝・音止の滝へと向かった。そういえば小学生の時に林間学校で白糸の滝を見に行ったなぁ・・・って言っても、滝は見た覚えがあるが、どんなところだったのかぜんぜん覚えていない。滝そばの駐車場はお土産屋さんがらみの駐車場なので有料だが、近くに無料の駐車場がある。駐車場からはそんなに歩くわけではない。

 まず音止の滝を・・・豪快に落ちてはいるが右岸の人工物が雰囲気を壊す(-_-;) これで100選なのかぁ・・・まぁ虹が見えたのでよしとしよう(謎)


音止の滝

飛沫により虹が現れる

 白糸の滝へと向かう。滝へと下りる階段のところから眺めたが「え?こんなに大きかったっけ?」って思った。小学生の頃の記憶がうっすらとよみがえってきた。確かに人は多かった(そりゃ林間学校で行っているんだから人は多いわなぁ)がもっと滝に近づけたような・・・階段を下りた右側には滝はフェンスがあって水に触れることが出来ない。。。滝側に寄りたくても進入禁止(だよな?)何よりも観光客が気分を殺ぐ(-_-;) 100滝に選ばれるだけあってすばらしい滝ではあるが、来る時間帯でそのすばらしさも台無しになってしまうものだ(汗) やっぱ早朝アタックしかないよなぁ。。


階段上から遠謀

下りたところに流れる滝に虹が出ている

 のじやんが金さんに連絡を取ってお勧めの滝を聞いたいた。山梨に入って「母の白滝」と「次郎滝」が良いとお勧めしてもらったみたいだが、この時間から河口湖方面に向かうのがどうもなぁ。。。「母の白滝」は車で近くまで行けるが結構山道を登って行かなくてはならないし、行くとなったらさらにその上にある滝も見に行きたい。。。しかし、河口湖周辺の道路が混雑するのがどうもなぁ。。。てことで却下。東名に向かって帰るので愛鷹山に「大棚の滝」という滝があるのでそこに行くことにした。ここは地図で見ていて前々から気にはなっていたところのひとつだ。だが、おなかの調子が急に悪くなってしまいコンビニやら公衆トイレを梯子する羽目になってしまう(-_-;) 

 大棚の滝に到着。吊橋を渡って滝側に行くみたいだが、吊橋の向こうから戻ってくる人が持っているものが気になった。。。浮き輪?もしかして・・・って、案の定滝壺がプールと化していた(-_-;) 滝壺で泳いでいる人が入らないようにタイミングを見て撮影する。。。水量も多く良い滝なんだけど。。。時間かけてわざわざ見に来る滝か?て思った(-_-;)

大棚の滝

帰りは沼津から高速に乗って帰宅。途中強い雨や渋滞に耐えて無事全工程終了。。。

 今回は無理してでも富士山頂に登ってすごく良かった。誘ってくれたのじやんとすぱちゃんに感謝!けど、次回登ることがあったら絶対に余裕を持ってアタックしたい。。。って次登ることはあるのか?

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