冬の三富村訪問2005.2.26
前々から西沢渓谷の「七ッ釜五段の滝」 には行ってみたかった。だが、話しによると山奥にもかかわらず人が多いということがどうもネックでなかなか行く気にはなれなかった。今回行く気になったのは、冬の七ッ釜五段の滝って(webで)観たことないなし、あのエメラルド色の釜が雪の白と合わさってどんな感じに見えるのか非常に見てみたくなったのである。早速西沢渓谷に行ったことのある当サイトと相互リンクしていただいている「abeさん」に冬場に訪問したことあるか訊ねてみた。っが、abeさんはこの時期訪問したことが無いそうで、とりあえずコース案内のと見所を教えていただいた。
2.25-26:仕事から帰宅後コタツで転寝してから冬場の西沢渓谷のことをwebで調べてみた。訪問している情報はあるが1年前やそれ以前の情報ばかり。欲しいのはごく最近の情報。どこかは忘れたがとある掲示板には「雪がどうのこうの・・・行けなくはない」みたいに書かれていた。三富村の情報だと
西沢渓谷遊歩道は
平成16年11月24日から平成17年4月28日までの間
迂回路(旧軌道跡)コースが冬季通行禁止となります。
この間は渓谷道(七つ釜五段の滝までの間)の往復のみの開放となります。
っとのこと。行けなくはないことがわかったので早速支度して出かけることにした。出発したのがAM2:00。我が家からなら秩父を抜けて雁坂トンネルを通るルートが手っ取り早いのだが、先週も平湯大滝などを観てきた訳で、出費もかさんでいるだけに高速&有料道路は使いたくない。ここはR20を利用して勝沼、塩山を抜けるルートを選択した。
村営の駐車場に着いたのはAM6:20。この駐車場はかなりの利用者がいて混雑すると着ていただけに早めに出てきたのだが、この時期だとさすがに誰もいない。早速身支度して西沢渓谷へと向かう・・・っが、車にガイドマップを忘れてきてしまったのでいったん戻り再出発(汗)。
![]() 西沢渓谷への入り口 |
![]() ナレイ沢。奥に滝が見える |
![]() ここで入山届を書いて提出。トイレは使えないみたいだ |
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![]() 100mを越す大滝があるというヌク沢 |
このとき丁度AM7:00。西沢山荘まで30分くらいと書かれていたが、途中にあった沢の滝を撮ったり、一応入山届け書いておいたほうが良いかと思って庵屋のあるトイレのところで届けを書いて山荘にたどり着いたのは丁度30分。そこには甲武信ヶ岳に登るパーティーが既にいた。ここからアイゼンを装着して渓谷へと歩き出す。
つり橋を渡りつづらおりの階段を登る途中で対岸に滝が見える。「大久保の滝」である。この階段を上りきると今度は下り。すると眼下に沢が見えてくる降りきった所を左に行くと滝見台へといける。ここから見えいる滝は「三重の滝」であるが、下の段の落ち口は雪に覆われていて滝つぼも見ることが出来ない。その下流に「魚止滝」があるのだが下りるところもなくゴルジュ内を流れる川を眺めるだけ(-_-;)
![]() 大久保の滝 |
![]() 九十九折の階段 |
![]() 三重の滝 |
本道に戻り先へと進む。遊歩道は雪に覆われているが歩けないわけでもないし、まだ凍っているので踏み抜けることもなかった。ところどころ雪崩があって道を塞いでいるがその辺は慎重に進む。しかし、自分の持っているアイゼンは4本爪の軽アイゼン。結構苦労する場面も多い(汗) やがて現れたのが「竜神の滝」。この滝の右岸は氷壁になっている。先にある「恋糸の滝」も氷壁があるが、滝自体は凍結してはいなかった。「貞泉の滝」の釜が青くて綺麗である。母胎淵、カエル岩を過ぎると方杖橋が見えてきた。本命まであと少し。足取りも速くなる。
![]() 竜神の滝 |
![]() 恋糸の滝 |
![]() 貞泉の滝 |
橋から一番下の釜を眺めると滝の周りは凍っているが氷の中を勢いよく水が噴出している。さぁ本命を眺めに行こう!・・・っが歩道が雪崩で埋まっているじゃありませんか(-_-;) 登れなくはないので登っていく。「七ッ釜五段の滝」である。到着はAM9:00。コース参考タイムはほとんどあっている。さて滝を正面から見よう・・・っと思って先へと行くと橋にロープが巻かれていて「通行止め」の看板・・・その先も雪崩ていて通るのは困難である。(この辺お話しは伏せさせていただきます)
![]() 方杖橋から五段の滝まで行くルート。雪崩で道が消えている |
![]() 橋から見た最下段の滝つぼ |
![]() 残念ながら通行止め・・・だが |
![]() 五段の滝より上流にある不動の滝 |
![]() 七ッ釜五段の滝(上段部) |
![]() 七ッ釜五段の滝(下段部) |
![]() 最下段の滝つぼ |
何とか上の段が見えるところへと進む。この上には「不動滝」があるのでとりあえずそこまでは行ってみた。やはり雪崩れていて道は埋まっている。不動滝のそばまで行くのは厳しそうだったのでこの辺で止めておくことにした。 五段滝に戻り見渡せるところを探してみる。川胡桃沢の手前で高台になっているところがあるのでそこに登る。だが釜の色は青いけどエメラルド色ではない。期待していた色になるのには日の光が当たらないとあの色にはならないみたいだ。 一番上の釜が緑色になってきた。次第に下の釜までその色が出てくるようになってきたがもう限界。風景写真の極意は「待つ」ということだが、汗かいた身体が冷えてきてしまい寒くてこれ以上待ってられない(-_-;) それでもいいものが見られたのでよかった。。。ことにしよう(汗) 撮影も終わったので引き返す。雪崩れたところをお尻をつけて滑り降りる。キチンとコントロールしないと川へ直行(真似しないように!) |
ここまで来た途中の滝を撮りながら降りていくと一組のパーティーがきた。先頭の年配の男性が「今年は氷が少ないね」っと言っていたが、初めて来たところだしいつもはどんな状態なのかわからない。次々と登ってくる人たちが増えてきた。帰り道でここまで見た来た滝を再度撮影しながら降りてくる。っが、ここで気が付いた。日が差し込んできて釜の色がきれいな色になってきたことに気が付いた。この時間ですれ違う人が多いということはもしかして「七ッ釜」の色もベストなのではないか?これは損したかもしれない(-_-;)かといって今から戻るのもなんだかなぁ。。。ここは諦めて帰ることにした(-_-;)
![]() 東沢。滝まではまだまだ歩きそう。。。 |
大久保の滝近くの九十九折の階段を下りてつり橋手前まで戻ってきた。さて、、、ここからどうしよう?東沢は入山禁止とは書いてあるけど新しい踏み後がある。とりあえずどんなところなのか覗いてみる。広い川原であるが滝は見当たらない。滝と出会うのにはかなり先まで歩かなくてはならないみたいなので引き返した。コースに戻るとき東沢の大堰堤に虹が掛かっているのがみえた。
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つり橋のところから西沢に降りてみた。っというのは三重の滝の下流に魚止滝があるのだが、三重の滝の滝見台からでは滝の姿が見られなかったので遡行すれば滝手前まで行けるのではないのかと安易に考えたのだが、この場所からだと大きな堰堤2つ越えなくてはならないので諦めた(-_-;)
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山荘まで戻りアイゼンを外す。パンをかじりながら駐車場へとのんびりと戻った。PM0:45駐車場に到着。さて、ここからどこへ行こうか?雁坂トンネル越えて奥秩父の滝を見てまわろうか・・・710円払うのがもったいない!っということで三富村でもう一箇所「徳和渓谷」というところがあるのを思い出した。そこへ行ってみよう。とりあえず道の駅によってガイドマップを見てみた。そしたらそこに気になる場所がいくつかあるではないか!滝マークが何箇所かある。こりゃ行くしかないでしょう♪ 徳和渓谷に行く前にまず寄ったところはガイドマップには載っていなかったところ。早朝西沢渓谷へと向かうときに見つけたR140沿いに笛吹川に注ぐ沢で、橋から滝が見えた沢があった。白沢というところである。しかし沢まで降りるのには工事用の林道から入って行かないと降りるところを探さないとダメみたいだ。仕方がないので橋からの遠望で済ます。その場から去り次の場所へと向かう。 |
![]() 凍結の広瀬湖 |
![]() 白沢の滝 |
笛吹川本流に「一の釜」というのがある。ガイドマップには他に「二の釜」「三の釜」「不動滝」と「徳和渓谷」が滝マークで記されている。順番に行くとまず「一の釜」へ向かう。ところがこのガイドマップだと詳しい位置が記されていない。ただ、道路沿いに「一の釜」の案内標識は出ている。案内どおり進んでいくと対岸に渉り「一の釜」の入り口にたどり着く。この場所は車を停めておくところが無い。待避所があるけど「駐車しないように」と書かれている。とりあえずこの場所に停めて滝へと向かう。すると大きな淵が見えてきた。だが、これが滝?っと思うような小滝が淵に注いでいる。しかし対岸には出会いの滝が落ちているではないか。もしかしてこれのことか?イヤ待て。たしか三富村のHPで「一の釜」って画像が出てくるときがあるのだけど、たまたま見たから詳しく覚えていないが「一の釜」とはこんな感じの滝ではなかったぞ?その場所にあるつり橋を渡りさらに大きな淵へと向かう。するとどうでしょう。。。立派な滝があるではないか!こりゃ観に来た甲斐があった。
![]() 道路から降りてくるとまず目にする下の滝 |
![]() 釜沢滝 |
![]() 一の釜 |
一の釜を堪能して次の滝へと向かった。R140を甲府方面に向かって左側に「雷」地区というのがある。そこに行くと不動滝があるのだが詳しいルートが載っていない。ナビで調べてみてもその周辺の道路が表示できない。とりあえず雷地区に入っていく。すると道路沿いに「不動滝」の看板があった。ここも車を停めておくところがない。仕方がないので先のほうへと進み少し広くなっているところに車を停めて滝入り口まで戻る。階段を下りていくとすぐ滝が見えるがそれは不動滝ではない。川原に下りて左側に落差10mくらいの滝がある。これが不動滝であった。しかしベストポジションは対岸に渉らないとない。対岸に渉るのに入水するしかない。まだ登山靴履いたままなのでここは諦めた。下流の滝も含めて撮ってみたくなったので下の滝まで降りてみるが足場は悪い(-_-;) しかし、不法投棄されたゴミが多すぎる。どうにかならないものなのかなぁ。。。
![]() (雷)不動滝 |
![]() 下まで降りてみた |
| 車に戻り次なる滝を目指す。徳和に向かう途中に「二の釜」というのがあるみたいなので向かった。案内看板には村営「笛吹の湯」の下流にあるみたいだ。笛吹の湯に着き笛吹川を覗いてみる。しかし笛吹川に釜のある滝は見当たらない。落ち込みはいくつかあり小滝もあるように見えるがどう考えても違うような気がする。少し下ったところに橋があるのでそこから眺めてみた。橋の下で支流が注いでいるが「まさかこれのことじゃないだろうな?」っと思った。っが、笛吹川上流のほうをよく見ると左岸から注ぐ枝沢に滝がある。そこまで行ってみようとしたがどこから行けばよいのかわからない。とりあえず橋を渡って川原に下りることにした。橋の袂からでは降りられないので巻き道を探す。なんとかたどり着いた。滑沢という沢から笛吹川に注ぐ滝である。しかし釜と呼べるものはない。この滝のことじゃないのかなぁ?とりあえず「二の釜」と名付けただけなのか?それともこの下流にある大きな淵のことなのだろうか?ここまで見てきた滝と比べると見劣りするがまぁこれはこれでいいのか。。。
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同じ道を戻るのは厳しいので上流にあった「笛吹の湯」のそばの踏み跡まで行ってみた。遡っていくと国道の橋の側で滝があるように見えた。しかし用水路の排水であった(-_-;) 道路に上がり車へと戻る。さっきの滑沢の滝が見られる箇所があるのだが、人の家の庭に入らないと見られない。しかしこの家は住んでいる人がいないようだ。門を乗り越えちゃおうかと思ったが私有地に入るのはまずいと思ったのでやめておいた。 |
時間もなくなってきたのでさっさと徳和渓谷へとむかった。県道(?)登っていくとやがてダートになる。乾徳山登山口のところに車を停めなくてはいけないみたいだったのだが、知らずにいけるところまで行ってしまったため腹こするわで行かなきゃよかった。。。すると道路脇に滝が現れる「長尾の滝」である。ここから下に降りていくと「夢窓の滝」というのがある。道はまだ続き、上流に滝があるのだが、これ以上登ってしまってUターンできないようだったらヤバイのでこの辺で先へ進むことを諦めて「徳和渓谷入り口」の看板がある脇に車を停める。夢窓の滝は水量も多く勢いがあって良いのだが、訪問した時間帯が悪く、暗い滝になってしまった(汗)
![]() 夢窓の滝 |
![]() 長尾の滝 |
道路へ戻り長尾の滝へ。この滝はどこまでが「長尾の滝」なのであろうか?見づらいけど上にも滝がある。道路ッ端の部分のみが「長尾の滝」なのか?それとも全部含めて「長尾の滝」なのか?徳和渓谷の滝はまだあるが、ここから1つ上の滝に行くのに徒歩で30分。そこから何分か何十分歩くといくつか滝が見られるようだが、この時点で16:00を回っていたのでいくら日が長くなってきたからといっても行って帰ってくる頃には暗くなってしまいそうなのでまた今度ということで撤退することにした。まぁ乾徳山に上る機会があったら行ってみることにしよう。。。
来た道を戻り国道に出る。笛吹川にはまだ「三の釜」というのがある。ガイドマップには「一の橋温泉」の下流にあるみたいだが見当たらない。「二の釜」みたいに枝沢らしきものも見当たらない。ここも大きな淵になっている落ち込みが「釜」という名前をつけているだけなのだろうか?
16:40この辺で上がることにした。西沢渓谷からずーっと着替えないで滝めぐりしていたためウェアの中は汗だか蒸れたせいなのかビチャビチャになっている。身体も冷えてきたし汗を流したいので温泉に入ることにした。そういえば以前雁坂トンネルを初めて通り抜けたときに行った村営だか町営の温泉があったことを思い出したどこかこの辺りだと思ったが、、、結局行ったのはその温泉ではなかったが¥500で入れる町営の温泉「花かげの湯」というところ。内湯、露天、サウナがあり良いところである。露天で温まっているとなにやら人が倒れて頭を打って出血したとかどうのと・・・どうも地元の人で酔っ払ってサウナに入り出てきたところで足を滑らせて転んだらしい。地元の人たちの話では「いつかやると思っていたんだよ」などとどうも倒れた人はある意味危険人物みたいだ。。。
身体も温まりあとは帰るだけ。高速には乗れない、雁坂トンネルも通りたくない・・・ナビで距離優先ルート検索した結果、塩山を抜けて青梅街道(R411)を抜けていくコースを選択してきた。自宅到着時間は23:00。この時点で18:00を回っていた。約5時間・・・まぁいいか。。。青梅街道は交通量も少なく路面が凍っている様子も無く走りやすい。しかし柳沢峠を越えた辺り、そこから少し先に気温計があるのだが表示していた温度は−11℃。温泉で温まったおかげか車内の暖房が暑いくらいだったので窓を開けてみたら寒いのなんの。。。路面に雪も残っているところもしばしば。途中でライトアップされているお城の天守閣があったが、あの城はなんという名前なのだろう? 峠道で時間稼いだおかげで家に到着したのはナビの出した到着時間より1時間早く帰宅することが出来た。