氷瀑めぐり2005

当HPとも相互リンクさせていただいている「んがおR」さんのHPで「平湯大滝」のライトアップと長野県八坂村にある「大滝」のレポを拝見したときにこれは是非とも行ってみたいと思った。他にも去年見られなかった長野県北相木村の三滝の氷瀑も、鳶八さんの報告で見ごろだというのを読んだのでこちらも合わせてまとめて見に行ってきました。平湯大滝のライトアップは凍った時期ずーッとやっているのかと思ったら毎年2月15日〜25日の結氷まつりの期間中だけで、この期間中で連休になるときに混雑してもいいから訪問しようと思った。連休になるのが19、20日。そしたら女房は19日は劇団四季の公演チケットを予約するために行けないと言っていたが、平湯大滝のライトアップ画像をみて「これは見てみたい!」っと言うので同行することになった。

2月18日:この日は早朝ミーティングがあるので早く出社するために5時半に起きる。そしていつものごとく仕事を終えて帰宅するのだが、この日は会社のことで色々とあってその関係者と食事会をすることになり帰宅したのが23時近く。今年に入ってから色々と出費が多かった為経済的にも厳しい状況なので(だったら行くな!)なるべく高速道路などを使用せずに済むよう深夜から出発予定。

 帰宅から出発の間も寝る時間が無く、眠くなったら途中で寝ればいいわけだし。雪がうっすらと積もる中出発。もしかしたら天候に恵まれないかもしれない。。。

 ETCの割引で「深夜早朝割引」と言うのがあり、条件を満たしていれば半額になるわけだから利用しない手は無い。東松山ICから100km以内でR254にすぐ出られるところ・・・下仁田ICで降りることにした。ここからR254を下っていくのだが内山峠が事故で通行止め。別ルートを探してみたが、この雪の中下手に峠道に行ってスタッドレスタイヤでも登れないようなことがあったらやばいと思ったので一端R18に出ることにした。

 ここから碓氷バイパスを通り(久しぶりに通ったのだが、バイパスが無料になっていたとは知らなかった。。。)軽井沢、佐久を抜けてR141に出る頃には夜も明けてきた。

 JR小海駅前を通り北相木村へと向かう。道は除雪してあって走りやすかった。心配だった天候も何とか大丈夫みたいである。途中の箱瀬の滝なども見学しようかと思ったが、いの一番に大禅の滝が見たかったのでその場はスルー。


女房撮影。天気は良かった。ぶどう峠の向こうはねずみ色の雲で覆われていた

 三滝山に行く道は雪が積もっていてまだ誰も入山していない。おお!一番乗りだぜ!4〜5cm積もってはいるが走れないことはない。駐車場にはトラックなどが停まっていたが人はいない。翌日は氷瀑まつりがあるそうで、テントが設営してあった。

 7時前に到着。準備をして滝へと向かう。心配した天気も薄曇りから次第に晴れてきた。まだ誰も入っていない新雪の中しかもパウダースノーの中を歩くのは気持ちが良いものである。前回訪問したときは新緑の頃。雪が積もっていることを想定していたので遊歩道や階段の雪除けようにホウキを持ってきた。軟弱女房でも歩けるようにホウキで払いながら登っていく・・・っが、そんな心配は要らなかったみたいだ。ってか掃くのが面倒になった(-_-;) 大禅の滝に到着。


大禅の滝

 いや〜見事な、松ぼっくりである。女房は初めての氷瀑に感激したみたいだ。去年の5月に本来の姿を見たが、氷瀑はいいねぇ♪大禅の滝を満喫し小禅の滝を拝見し車に戻る。残念ながら今回も浅間の滝を見ることが出来なかった。


ほぼ同じアングルから↑今回の氷瀑 ↓去年の5月訪問時


↑小禅の滝

新雪の中を歩く女房

 三滝を拝見してから付近の滝を見ようと動いたのだが、この雪でどこにあるのかわからず箱瀬の滝のみだけ。


箱瀬の滝


箱瀬の滝の脇道にある氷柱

 三滝に向かうときには気が付かなかったが北相木村から小海町に入って「塩の平」というバス停のところに氷瀑発見。こんなところに滝があるなんて情報は仕入れてはいない。ってか普段は滝として流れているのかわからない。だが見事な氷瀑ではある。

  
塩の平バス停の前にあった氷瀑

 さぁここから平湯大滝に直接向かうという無駄な事はいたしません(-_-) 平湯大滝、三滝の氷瀑の他に今回どうしても見たかった氷瀑がもうひとつある。それは八坂村の大滝である。最初に述べたように、この滝も「んがおさんのHP」のレポ拝見して行ってみたかった滝のひとつである。今いる小海町から八坂村まではかなりの距離である。ルートとしては清里を抜けてR20に出て松本方面に向かっていくか、佐久まで戻りR18に出て長野方面へと進むか(中央突破はこの時期だと通行止め区間もある恐れがあったので省いた)ナビにルート検索してもらった結果R18に出る方を推奨してきた。

 今回の滝巡りは三滝、八坂大滝、平湯大滝の3カ所だけに集中。途中にも行きたい滝がたくさんあるのだが、そこはあえて無視する事にしたのである。まぁ冬場の滝巡りだと雪道を走ったりすることも多く滝までのアクセスも普段以上に歩いたりして非常に疲れる場合も想定してたのと、今回のルートで時間制約もあるために寄り道は極力避けたかった。っが、ナビが選ぶルートによって八坂村まで行く間に見てみたい滝が1カ所ずつ用意はしておいた。清里方面のルートを選択するのであれば去年三滝見に来たときに行けなかった「吐竜の滝」、R18を選択したら先月行きそびれた千曲市佐野の「不動滝」を経由して八坂村に向かう計画をしていた。まぁ結果は明らで、佐野の不動滝を経由して八坂村に向かうことにした。

 小諸に出てR18を長野に向かう。途中渋滞に巻き込まれてしまうが迂回して佐野地区に入る。不動滝に行く途中で道路工事の看板に通行止めの案内。「げ!ここまで来て入っていけないのかよ?」っと思ったら通れるみたいだ。舗装路からダートに変わるとそこからは除雪されていない雪道。スタッドレスでも登れない坂道もある(-_-;) 無理矢理登ろうとしたがスタックする恐れもあるため諦めた。そこから滝まではそう遠くもないので仕方がなく広くなっているところに車を停めて歩くことにした。女房は車で待っていると言うので1人で滝まで向かう。

 この時期に滝まで行くようなヤツはそんなにいないモノである。私の前にだれか入ったみたいだが、当日の踏み跡ではないようだ。まぁその踏み跡のお陰で無駄な体力は使わずに済んだがそれでも雪の中を歩くのは普段以上に体力の消耗は激しいモノである。踏み跡は滝まで続いており途中渡渉するところで踏み跡通りに足を入れたら思った以上に深く川まで潜り込んだ(汗)

 佐野の不動滝である。どこかのサイトで画像は見ていたのでそれほど見る価値のある滝かと言えばそうでもないモノなのだが、まぁこれで先月の悔しい思いが断ち切れたのでそれで良しと言うことにしよう。。。

 


スタッドレスでもこの坂は上れなかった(-_-;)


不動滝への入り口。

大きな堰堤をいくつか越える(入り口からは2つ越える)

 


↑滝前に横たわる倒木。そこから木が生えている。 

 

 
↑佐野の不動滝

 八坂村へと向かう。途中坂北村の差切渓谷に「大滝八潭」というものがあったのだが、瞬間に「大滝八潭」の看板を見ただけで、後ろから車も来ていて駐車するスペースもなかったためにその場はスルーした。

 ようやく八坂村の大滝に到着。道路から滝が見える。しかも滝壺には「んがおさん」のところで見たタコ坊主。この「タコ坊主」が見たくてここまで来たのである。

 車を脇に寄せて滝へと向かう。この滝は裏側からも見られる「裏見の滝」だそうで、滝側までは山道を少し登ることになる。滝までのアプローチにある橋が手前から傾いていて雪を被っているために滑りやすくなっている。ここは気を付けて先へと進む。

 タコ坊主は「んがおさん」のところで見たものとは違って噴火口みたいな感じになっていた。やはり今年は暖冬なんだなぁ。。。期待していただけにイメージと違ったモノだとダメージ大である(-_-;) それでも見ることが出来ただけでもよしとしよう。。。

 

 


八坂大滝

 


この滝を撮るのは非常に難しい。。。


まるで噴煙を吐いているみたいだ

 八坂大滝を出たのが13時45分ころ。雨だか雪だかハッキリしないものが降り始めてきた。平湯大滝のライトアップが最終目標なのだが、ライトアップ前の姿もまだ見たことが無いし、天候不良といっても土日ともなれば見学者も多いだろうから早めに現地に行くことにしたが、ここからの道中には私のルーツ・・・つまりオヤジの実家があり、最後に墓参りしたのが高3の夏以来行っていなかったので女房もいることだし墓参りしてから平湯へと向かうことにした。R19に出て松本方面に向かう。それほど遠くは無かった。親父の実家にも寄りたかったけど、手ぶらだし、時間も無いので改めて時間のあるときに訪問しよう。(ここからだと上高地や他の北アルプスへアタックするのに都合が良いのである)

 ここから裏道を使えばR158に出るのに松本まで出ることはない。雨降る中急いで平湯へと向かう。梓湖沿いを走っているトンネルの手前に滝があるのを発見。停まりたかったが、後続車がいるのと、その場で停まっても雪道の上で停まってしまっては無事再発進できるか不安になったのと、先に行ってから戻るにもUターンできそうな場所はかなり先になってしまうので諦めた。

 やがて安房トンネルに到着。峠道は冬季封鎖のため有料のトンネルを通らないと岐阜県側に行くことは出来ない。それにしても長いトンネルである。トンネルを抜けるとそこも雪国。ここから平湯大滝まではすぐである。スキー場の脇の道を入ると駐車場。500円取られる。これだったら先に「青たる」や「たるまの氷瀑」を見てからにすればよかったが、暗くなる前にポジション取りしたかったのでここは諦める。女房はライトアップするまで車で待っているというので一人で滝へと向かう。駐車場から観瀑場まで約10分と書いてあったが、5分くらいで行けた気がするけど・・・

 平湯大滝である。残念ながらここも暖冬の影響で完全凍結ではなかった。まだライトアップ前ではあるが見学者が多い。だが観瀑場に来てもこの天候じゃその場に居座る人もいない。これはラッキー。早速カメラをセット・・・肝心のカメラを車に忘れてきた(-_-;) 急いでカメラを取りに車に戻る。駐車場から観瀑場までの2往復。しっかり汗をかきまくる。まだ場所取りしている人はいなかったのがラッキーであった。往復して戻ってきたのが17時。ライトアップは18時から。1時間待つことになる。その間ライトアップ前の大滝を堪能する。防寒対策はしてきてはあるが2往復の結果かいた汗が身体を冷やす。やがて暗くなり見学者も多くなってきた。早くからいい場所とっておいてよかったぁ。。。

平湯大滝

17:07

17:22

17:55

17:56

18:00

18:00

18:01

18:01

18:01

 待ちに待ったライトが点灯。おお!人々は声を上げ各々撮影する。あちこちでストロボがピカピカ。「上手く撮れないなぁ」とか「これじゃなんだかわからんな」という声が多い。私もピントあわせがなかなかできずひと苦労した。やっとピントあわせられるようになったところファインダの中がモヤモヤ・・・なんだ?この雨がライトの熱で蒸発し靄が立ち込めてしまったようだ(-_-;) そんなところへ車で待っていた女房がやってきた。靄が立ち込める前にライトアップされた滝を観ることができたようでよかった。。。せっかくのライトアップも靄ってしまったために見学者もさっさと引き上げていった。

 駐車場に戻る途中に足湯と売店がある。足湯に浸かりたかったが防寒装備しているために足を出すのに一苦労するから諦める。売店で飛騨牛コロッケと甘酒を頼む。いったん戻ってフィルムカメラを持って滝撮りにいこうかと思ったが、雨でカメラぬらすのもなんだかなぁ。。。まぁ完全凍結じゃなかったし、天候も良くなかったからこの辺で諦めた。また来年来ればいいさ。。。それよりも風呂に入りたい!温泉地だからどこでも入れるのだろう・・・っと思ったら日帰り入浴できるところがどこなのかわからない。うろうろしたが時間がもったいないのでシャトルバスの誘導している人に訊いてみたらすぐそこに21時までやっている日帰り入浴できる施設を案内してくれた。「ひらゆの森」という宿泊もできる温泉施設。露天風呂がいくつもあってサウナもある。これで500円とはいいですなぁ。。。我々夫婦は長風呂なので1時間半くらい浸かってきた。

 21時前に車に戻ったが、今からじゃ「青たる」も「たるまの滝」のライトアップも見ることは出来ない。。。まぁこれで来年の目標が出来たのでよしとしよう。。。帰りは来た道を戻る。雨は雪に変わり結構降ってきた。路面も雪に覆われているために気をつけて走る。前日から全く寝ていないため女房が眠くないのか心配しているが、この雪道で慎重に走っているのに眠くなるわけが無い。むしろ目が冴えるくらいである。

 先ほどスルーした滝の先で車を停める。この滝は「親子滝」という滝であった。丁度トンネルの出口近くにありトンネルの明かりでうっすらと滝の姿が見られるが、これを撮るのは難しい。車が来る気配が無いので車を滝に向けてハイビームにしてみたが思ったようにはライトアップできない。そんなことやっていると車が頻繁に行きかう。邪魔になるので無駄なあがきはやめることにした(-_-;)


親子滝

 帰りは高速を使って帰ることにした。松本ICから乗ろうかと思ったが、どうも渋滞しているみたいなので暫く下道を走って適当なところで乗ることにした。途中道の駅で仮眠を取る。2時間弱寝た。雪は止んでいたが、霧が立ち込めている。これじゃ高速通行止めじゃねーのか?塩尻峠を降りて岡谷ICから高速に乗る。通行止めにはなってはいなかったが50km/hの速度規制。あまり車が通っていないが、この霧の中じゃ先にいる車がハッキリと見えるのか心配である。おっかなびっくり走っているとかえって疲れる。おまけに睡魔も襲ってくる。最初の諏訪湖SAで1時間ほど仮眠を取る。目が覚めても霧は晴れない。待っていても仕方がないので先へと進むもののやはり睡魔が襲ってくる。次の中央道原PAに入ってまた仮眠を取る。目が覚めてもまだ深い霧。また先へと進むがやはり睡魔が襲ってくる。八ヶ岳PA、双葉SAとここまでのPA,SAを梯子することになってしまった。。。大月JCTで富士山を回り「白糸、音止めの滝」でも訪問しようかと思ったが、そこまで行く体力気力があるのか・・・無駄なことは止めて大人しく帰ることにしたのであった。帰宅したのは20日の6時半であった。