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国防に携わるすべての方々に敬礼!

  Military Powers 61式戦車

陸上自衛隊 61式戦車 



 61式戦車 Type 61 Tank
  • 戦後初の国産戦車。
  • 昭和28年頃に戦車(当時は特車)の国内開発構想があった。当時の構想では、国内において普通科への直接支援と機甲的運用の双方に使用できるものとされ、適当な接地圧で水田、不整地踏破力を確保し、予想交戦距離で仮想敵主力戦車を撃破し得る火力を最優先することとされた。さらに効率的な戦略輸送手段として鉄道輸送を重視するなどの考えがあり車体は小型化された。
  • 昭和30年4月の日米共同声明を受けて、航空機、艦船、戦車などの主要装備国産化が促進されると、6月には戦後初の国産戦車開発が決定した。
  • 当時のアメリカ陸軍戦車砲の標準口径だった90mm砲を採用し、重量は35t、鉄道輸送を考慮して小型化を図り、エンジンを始めすべて国内開発する方針がまとめられた。
  • 昭和31年~昭和32年にかけて第1次試作車両2両が完成した(STA1:低車高型、STA2)。その後STA2をベースに昭和34年~昭和35年に第2次試作車(STA3、STA4:車長用展望塔が全周旋回式の銃塔)がつくられた。その後STA4をベースに昭和36年4月に61式戦車として制式化された。
  • 昭和37年より生産開始。このとき「特車」から「戦車」へと呼称が改められている。
  • 昭和50年2月までに560両が生産された。
  • 車体は圧延防弾鋼板の溶接構造となっている。砲塔は鋳造一体構造である。
  • 車内前方右側に操縦手席、砲塔内右側前方に砲手席、後方に車長、左側に装填手が配置される。
  • エンジンは車体後部に収納されるが、起動輪は不整地踏破性能を重視して前方配置としたため動力伝達軸がある。
  • 射撃統制装置は車長用展望塔に装備された光学式測遠機(測距儀)と、砲手席前方の直接照準望遠鏡からなる。しかし、砲安定装置や弾道計算機等はない。
  • アメリカ軍M47パットンⅡクラスの性能を実現し、ソ連(当時)T54/55戦車にまで対抗しうる仕様となっていた。
 諸元等
全長  8.19m (車体長:6.3m) 全高  3.16m
全幅  2.95m 全備重量  約35t
履帯幅  500mm 接地長  3.7m
接地圧  0.95kg/cm2 登坂力  60%
最高速度  45km/h エンジン出力  570PS/2,100rpm
エンジン  三菱12HM-21WT 空冷4サイクルV型12気筒ディーゼルエンジン 
変速機  前進5段 後退1段 排気量  29.6L
加速性能  200m間の加速走行時間25秒 超堤高  0.8m
超豪幅  2.7m 砲弾搭載量  90mm×50発
徒渉水深  1m 懸架方式  トーションバー
乗員  4名 製造  砲塔・車体:三菱重工
武装  90mm戦車砲  砲:日本製鋼所
 同軸機銃7.62mm×1 対空機銃12.7mm×1
 平成16年(2004) 幌別駐屯地
  • 全体的に痛みが目立つ。

 平成16年(2004) 上富良野駐屯地
  • きれいに迷彩塗装がされている61TK。

 平成15年(2003) 島松駐屯地
  • 塗装はきれいにされている。

 平成12年(2000) 東千歳駐屯地
  • 塗装もされていてきれいな状態。