ミリパワ的国防の顔 〜自衛隊員の肖像〜
国防の顔
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 自衛隊!国防に携わるすべての方に敬礼!

 戦後、旧軍隊の解散や武装解除がGHQの政策によって行われたことにより、われわれ祖国「ニッポン」を丸腰状態にさせ、この国の行く末に不安をもたらした。しかも与えられた平和や民主主義は、国民の大多数がはき違えているにもかかわらず、それに気づかず年月を積み重ねて来た。真の自由を知らず、その義務や責任をも持ち得ず、物質的豊かさだけが先行した現代。そしていつしかわが国の文化や伝統を大切にすることを忘れ、誤った平等主義や反戦主義を大量に生み出していった。
 汚職や疑惑にまみれた政治家の足の引っ張り合いや回復の兆しが見えない経済状況にあって、現代の若者たちは、わが身さえ良ければよいという刹那的な生き方しか見いだせず、自分の殻に引きこもり、この国の行く末を考える気力さえ失っている。それは、よりよい将来への夢や希望を語り合うことができないほどである。
 わが国の歴史が始まって以来数千・数万年間、われわれの諸先輩たちが、様々な苦難を生き抜いて脈々と今につながる日本人としての尊い生命(いのち)を、現代人はどう考えているのだろう。この状況を鑑みるに、ますますわが国の今後に不安を抱かずにはいられない。 
 しかし、一方で警察予備隊、保安隊そして自衛隊と多くの変遷と苦難とを乗り越えながら、昼夜を問わず、この国を守り通してきた精鋭たちがいることを忘れてはならない。
 世界情勢がどんなに変わろうと、どんなに強力な車両や火器が装備されようとも、祖国を守る「意思」は、そこに住む人々である。そのわれわれの「意思」の先方に立つ陸・海・空の自衛官。
 彼らの身を挺しての「意思」に敬礼せずにはいられない・・・。
Written by TOM中尉(平成12年記す)