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私がカナダに行く事になったのは、阪神地区に配られているサンケイリビングという週間新聞誌に、某旅行会社がモニター旅行を募集していた。二人が出せばどちらかが当たるだろうと、応募した。(この旅行社、何時もモニター旅行を企画している。)結局は人集めの手段だったと思うが、とにかく友人の方に当選の連絡がきた。 本当は同じ行くならカナダ全土を周りたいが、カナディアンロッキーとナイアガラの滝は見れる。早速手続きをして、1996.10.11〜16という短い旅に出ることになった。
1日目の集合時間は非常に早い。成田14時15分発であるのに、伊丹から成田に繋ぐ飛行機でなく、羽田行きである。伊丹空港6時40分に集合して羽田へ、そこから成田までリムジンバスで成田へ行く。 成田14時15分発でカナダに向かう。日付変更線を超えるため、8時間15分のフライトでカルガリーに着いたのは当日の午前8時20分。 早速バスに乗りカナディアンロッキーを見るため、バンフーの町へ。バンフーの町はアルバーター州にあり、アルバーター牛の産地。放牧されている牛も点にしか見えない。広い草原である。昔原住民がバッファローを追い込んで18メートル下の谷に落とし、谷底で待っている人間が待ち受け解体したという。その谷が今でも残っている。5000年前の狩猟場である。 バスがバンフーのダウンタウンに入ると見事なポプラの黄葉並木である。高層ビルと高層ビルを結ぶ廊下がビルの中程にあり、これがスカイウォークである。冬はマイナス25度ぐらいまで気温が下がるため、ランチタイムになったからといって外に出ることなく、このスカイウォークを通りビルとビルを行き来する。 |
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バンフーの町に入るとのんびりとした、少し時代を遡ったような懐かしさを感じた。 雪を被ったカスケード山があり、自然の中で空気が澄んでいる。人も車も多いのに静かな町の印象を受けた。 |
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ここでの傑作はマクドナルドがあり、マークの中にカナダのシンボルカエデが1枚収まっている。 アルバーター州、ブリティシュコロンビア州は5億3千年前は海の中にあったので、8万個以上の化石が出る。アルバーター州から出る化石がアンモライトである。これは今は宝石扱いになり、指輪やペンダントトップ、カフスボタン、ネクタイピンとしてお土産品となり店頭にたくさん並んでいる。緑の中に赤や紺色など色が入った光沢の有る石である。定かな事は知らないが、巻貝のような化石が置いてあるので、生物のやわらかい部分がそのまま化石になり、体内の脂肪からそのような美しい光沢が出ているのではないかと思う。 |
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ボー川とボー滝はマリリン・モンローが主演した『帰らざる川』の撮影の舞台。映画ではかなりな急流をいかだで流れていたと思うのに、実際目で見ると首を傾げたくなる。昔はもっと水量も多く、流れも急だったんだろうか。 |
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2日目いよいよカナディアンロッキーのコロンビア大氷原の観光である。
ロッキーとは字の如く石という意味。高く、鋭く雄大に聳え立っている。ロッキー山脈で一番高い山は3754mのボブソン山。山にはそれどれ名前がついていて少しづつ形が違うのだが、私には皆同じように見える。頂には雪、中程は切り立った岩山、裾野には緑の仲に黄色く色づいた木々が見えコントラストが綺麗。 雪と氷河の違いは、氷河は青みを帯びた透明度の高い緑色の混じったブルー。ロッキー山脈の氷河はこれで雪と見分けをつける。 コロンビア大氷原は1億2千年前の氷河でアサパスカ氷原といい、色はプレイシャブルーという。大氷河期に降った雪が圧縮されて氷となり、それが今も流れているのである。圧縮の力が強いほどブルーの色が綺麗。 1200m強の幅を持つ大氷原に行くには直径1.5mのタイヤが6つもついた雪上車に乗って行く。風も強く帽子も飛ばされそうである。今日は暖かいというが、気温0度である。その大氷原を歩いて(氷の上を歩いているのでツルツルと滑りそう)横方向のクレバスで氷瀑布から溶けた水を持参した紙コップで飲む。無味無臭のミネラルウォーターで、若返りの水というそうだ。 大氷河の中には至る所にクレバスが有り、深さ30mに達するものもあるという。 3日目はトロントに向けて移動日。 午後4時頃にトロントに着き、簡単にトロント市内を見ながらホテルに向かう。 CNタワーはオプションだったので、私達はCNタワーの夜景を見るため、地下鉄に乗りCNタワーへ行く。ここからはトロントの夜景が一望できた。 夕飯はホテルの近くのスーパーで買い物をして、少し冒険をした1日。 |
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今年は暖冬で未だ『霧の乙女号』が就航していたのでそれに乗りナイアガラ河へ。皆おそろいの青いビニールのカッパを着込み滝壷近くまで行く。大きい!!!河の中央がアメリカとの国境。今は橋が架かっているが、その橋を架ける為凧を飛ばし、ロープを架けたという。 |
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ナイアガラ河沿いに下って行くと、黄葉が綺麗。どんどん行くとオンタリオ湖に着く。湖というより海である。水平線が1本の線になって両岸が見えない。 |
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ナイアガラの滝は世界から観光客が来るので、自国の人は川沿いのプチホテルに泊まるそうな。 フランスから移民が来た頃は暗くて淋しい所だったので、その気持ちを慰めるためフランスの宣教師が、世界で一番小さな教会を建てた。 又ナイアガラはメイプル街道の出発点でもある。 5日目、日本に向け帰国の日。 飛行機の中からアメリカ最高峰のマッキンレリーが純白の雪の覆われているのが見えた。天気は快晴、見渡す限り真っ白である。 |