いい年になって定職も無く、遊んではアルバイトをしダラダラと無意味な生活。一日の過ごしかたの中で圧倒的割合をしめているのが,ゲーム。家ではテレビゲーム、外に出たらでたでゲームセンター。家で読む本もゲーム関係の週刊誌等。ニュースや新聞もゲームの事なら興味津々。ゲームだらけの毎日である。

もとからゲームは好きなほうだった。昔からやっているわけではなかったがぼちぼちはやっていた。はじめは暇つぶし、友人との話題の一つくらいの位置にあった。それもゲーム以外の事に割く時間がたくさんあったからだ。それは主に仕事であった。仕事があったからこそ,空いた時間をゲーム一色で過ごすことは勿体無いと感じていた。だが、その仕事が無くなってから…

収入は必要である。時給、日当のよいバイトを週に3、4日。時給が高いため深夜のバイトや肉体労働がメインになる。空いた時間で遊び放題。ゲームゲームゲームゲーム。ネットゲームなどという面白いもののおかげで深夜もゲーム。結果、時間に対して無頓着になる。昼と夜の区別もなくなってくる。時間は余り余る。拘束される時間は週に4日以上は無いのだ。より多くの時間を潰すためにゲーム三昧。

アーケードゲームも好むためゲームセンター通いをすることもあった。自分と同じような人間がいるのも感じ取れる場所である。店員とも仲が良く、友人達も訪れるためよく行く。いまでも行く。人とのコミュニケーションが著しく減ったのでバイトしてるとき以外で言葉を発しているのは電話があるか、ゲームセンターに居るかである。そんな時に大きな匿名掲示板を見つける。夜はそこのゲーム掲示板に入り浸る。本来一人でやるべきゲームの情報やいろいろなことをネタにコミュニケーションをとれている気になれるのが楽しかったのかもしれない。ゲームでつながっているというだけで、同じ場所に集っている事に仲間意識みたいな物を持っているのかもしれない。いまだに入り浸っている。(ゲームでなくても趣味の共有は楽しいことだろうし、一人用のゲームならなおさら楽しい。本来は自分一人で消化するものを多人数での会話のネタにする…。これが楽しい。)

いつしか夜11時を待ち望むようになっていた。昼に寝るようになった。日常を構成しているのは収入を得るためのわずかなバイトとテレビゲーム。巨大な掲示板。ネットゲーム。働くということと趣味が完全に逆転しているのであった。これが僕の毎日である。