なつかしの扇風機


 

 これはおもちゃではありませんが、ポチの家に古くからある扇風機です。どのくらい古いかというとわたしの両親が結婚した昭和40年から41年にかけて購入したものだと聞いているので、もう40年を超えている我が家で一番古い家電製品です。今でも現役なのですが今年の夏(平成19年)ごろに古い扇風機から発火する事件が世間を賑わせ、時を同じくして異音がするようになったため、「これは大丈夫・・・?」と思い現役続行が怪しくなりました。

とりあえず修理に出そうかな?とも思いましたが製造されてから40年位は経っているので部品供給は難しいということと、事件を知ってメーカーのお客様相談室に連絡した人の話をネットで調べると「処分なさっては・・・」との対応をされたということを聞いたのでまずは自分の手で分解しました。

 

 ということで、早速モーター部分のカバーを外してみました。プロペラを回しながら見てみると中央の矢印の部分に見える銀色の部品が不規則にぐらぐらと動いているのが確認できました。完全分解したわけではないのですがおそらくモーター軸の軸受けを固定しているカラーだと思います。固定方法が不明なので圧入かな?と思いドライバーの先端で押し込みました。

そうした後に試運転すると異音はなくなっています。とりあえずいきなり修理完了です(笑)

 しかし何回か試運転を繰り返すとそのカラーがまたずれてぐらつき異音が鳴ってきます(素人修理屋の限界です)。

そこでカラー周辺の掃除をかねていじりまわすとこのようなものが出てきました。形からするとカラーの位置決め用スペーサーのようです。今回の異音は経年劣化でスペーサーが破損しカラーがずれたために発生したという推理ができました。

さて、どうしましょう(苦笑)

 画面は変わって、この扇風機の操作部分です。首ふり機能は最近の扇風機のようにモーター部分にはなく、電磁クラッチで制御されるため風量調節スイッチの横にあります。問題となっている異音は首ふりをさせたときにモーターに負荷がかかりモーターの軸がぶれて発生するようですが首ふりをさせないときには異音は発生しません。

ということでスペーサーの自作、交換といった正道を選択せず首ふり禁止という消極的な方法で今回の修理は終了することとします。(えっ・・・)

  というか修理にすらなっていませんね・・・。で、言い訳ですが・・・。

本来ならスペーサーを作りたかったのですが、モーターの部分を分解するためには首ふりのユニットの分解は避けて通れず、今以上に分解してしまうと均等に使用して同じ程度で磨耗して調子を保っている部品のバランスを崩し再起不能にしてしまう恐れがあるためあえて分解をあきらめたというのが本音です。使用方法が限定されてもまだ使えるものを廃棄するのは(思い出もいっぱいありますし)本意とするところではないので・・。

ただ今回製造年月日を調べるため裏返したところゴム足が消滅していたのでこれはホームセンターで購入してあげようと思います。というかこれだとフローリングに傷が入りまくりです(汗)

 

この扇風機は子供のころに中央の回転部分に鉛筆を突っ込んで同心円を書いて遊んだり、回転を止めてみたりと(危険な)思い出があったり、夏休みの宿題ができておらずぼ〜っとしていた夏の(悲しい)思い出があるものなので使える限り手元に置いておきたいなぁと思っています。(あまりいい思い出ではないかも・・・)

できたら私の子供達の夏の思い出に残ってくれたら嬉しいなと思い(危険なのは困りますが)、今回は修理できませんでしたが、中にたまった大量のほこりを取り回転部分に少し注油をしてやりました。

あと何年働いてくれるのでしょうか・・・。