クーラントの交換
2002/12
最近POCのメンバーの方で冷却水関連のトラブルを良く聞きます。ポチ号も振り返ってみてみればこの3年間やっていたのはリザーブタンクの残量チェックとオフ走行後ラジエター高圧洗車攻撃くらいです。これではイカン!と思い寒さが厳しくなる前にクーラントのチェックを行うことにしました。
では、トライです。
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まず、エンジンが冷えているときにボンネットを開けてラジエターキャップを外してみます。ラジエターを触って熱を持っているようであれば絶対に開けないでください。熱湯と蒸気が噴き出して大やけどをする可能性があります。 |
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キャップを開けてみるとクーラント(冷却水)が見えます。このくらいの水位ですと問題はありませんがラジエター内部に白い堆積物が付着しているのが確認できました。また、写真はありませんがクーラントのリザーブタンクの底にも同様の堆積物が溜まっていました。 |
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クーラントのリザーブタンクの底の堆積物は水道水を勢い良く入れても全然取れません。 仕方がないので砂利(熱帯魚用の大磯砂)を少し入れて口をふさいで振り回してこそぎ落とします。あまりやりすぎるとタンクの内側が傷だらけになりますので注意してください。あとは水洗いして砂利と堆積物を良くすすぎます。 |
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堆積物はラジエターの中にもかなり存在すると思い、ラジエターの洗浄とクーラントの交換を試みます。 用意したのは左奥からバケツ・2リットルのPETボトル(真ん中で切断)・ラジエター洗浄剤・クーラント、手前は寝板(きりさんが自作しておられたのを見てまねっこしました)です。 |
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ラジエターのドレンボルトは正面から見て右側の下にあります。アンダーガードを外さなくても緩めることはできますがアンダーガードを固定している3本のねじを外したほうが作業効率は良いと思います。 |
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これがドレンボルトです。パッキンが付いているのでこういうものは整備ごとに交換するほうがいいと思います。(値段も高くなさそうですし)ポチは思い立ってすぐに作業したので部品を手配しておらず交換できていません(あかんやん・・・)。 ここから冷却水が漏れると最悪エンジン焼きつきなどの大惨事が予測されます。大事をとって交換されることをお勧めします。 |
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ドレンボルトを緩めてクーラントを抜いているところです。トヨタのクーラントは赤い色をしています。今までバイクの整備や他の車を見てきたポチにとっては見慣れない色です。まずは洗浄剤を入れる量を抜きます。 また、余談ですが赤と緑の冷却性能の差はないそうです。 |
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これが使用後のクーラントです。濁りまくっていますね。赤い色だと錆などのチェックもしにくくなるかな?と思って次は緑色のクーラントにすることにしました。 |
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PETボトルの口側を利用して洗浄剤を入れます。この後ラジエター一杯に水を継ぎ足して近所を回ってくるかアイドリングを15分くらいします(自宅でやる場合、近所迷惑にもなると思うので走って行くほうが良いと思います)。ヒーターにもクーラントは流れているのでファンを回す必要はありませんが温度調節レバーをHOT側にしておきます。寒冷地仕様ならリアヒーターもあるので忘れないでください。 エンジンが冷めてからキャップを外し、ドレンボルトを緩めて冷却水を全部抜きます。 |
本来の手順では配管内の冷却水を全部抜いてから洗浄してその後洗浄液を抜いて濃度調整したクーラントを入れるのが良いと思います。しかし完全に配管から液体を抜くと後でエア抜きの作業が大変だなと思ったのと堆積物がどのくらい溜まっているのか調べてみたいと思いクーラントを抜く→水を入れる→ちょっと走る→クーラントを抜くという作業を10回くらい繰り返しました。(おかげで丸一日かかりました)
しかしクーラントの堆積物による水道水の白濁は、徐々に薄まってくるものの完全に透明にはなりませんでした。日も暮れてしまい翌日車を使う用事もあったため仕方なくそこで切り上げ、水道水を抜いた後でクーラントの原液を入れ、その後水道水をラジエターの上面まで入れました。クーラント原液と水の割合は完全に抜いておけば望みの濃度に薄めたクーラントを注入するだけなので簡単にできますが、配管に水が残っている状態では濃度を正確には調整できません。ただ大体の濃度でしたらKZJ78(71)Wののクーラント容量をディーラーで聞いてきたのでそれを参考にできると思います。
| グレード | クーラント容量 |
| ノーマル | 11L |
| 寒冷地仕様 | 12L |
ポチ号は寒冷地仕様なので12L+リザーブタンクの1L計13Lのクーラントが必要になります。濃度は大阪に在住していてスキーなどにも行かないため30%程度の濃度で十分と判断して計算しました。(これでも−16℃までの耐寒性はあります)たまにスノーアタックに行くくらいならこれで十分でしょう。
必要量は13L×0.3=3.9Lと計算できました。市販されているクーラント原液は1Lや2L単位で売っているのを良く見かけます。そこで4L購入して300mlをリザーブタンクに入れて残りはラジエターに全部入れました。後はリザーブタンクとラジエターに水道水を足して満タンにすれば近似値で濃度はOKになると思います。その後何度か走行後ラジエターキャップを外して液面が下がっていたら水道水を足してやればOKです。特に最初は配管内のエアが抜けてよく液面が下がりますのでしばらくは要チェックです。
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