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2007/11/12更新

水槽のある部屋はどうですか?

(これから下はアクアリスト勧誘のコーナーです)

このページを開かれた方(あなたです)は少なからず熱帯魚ってなに?とか少しは興味をもたれている方だと思います。そこで質問ですが、熱帯魚ってどんなイメージをもたれていますか?金魚とどう違うの?飼ってみたけどすぐに死んでしまった、暗いなぁ、犬や猫のように表情が見られなくてつまらない等と思われる人もいらっしゃるかもしれません。しかし犬や猫と同じ生き物には変わりはありませんし、表情も一緒に暮らしているうちに分かるようになってきます(本当です)。ただ、犬や猫を飼うより知識(コツ)が要求されるペットであるのでちょっと飼ってみるには敷居が少し高いかもしれません(決して犬や猫を飼うのが簡単だということではありません)。そこで水槽のある生活を続けている僕から熱帯魚飼育の良さをPRして、アクアリスト(水生生物を飼っている人)を少しでも増やそうということでこのページを作りました。あなたもアクアリストになってみませんか?

こちらで紹介する方法は今までポチが経験してきたことをベースに書いています。生き物相手のことですから例外もあるかも知れませんので、実際に試されるときは熱帯魚を購入する店の方に聞かれたり、専門書もたくさん出ていますのでそちらにも目を通されることをお勧めします。後で話が違うと言われても責任は一切持てないことを最初にお断りしておきます。また「自分はこういう経験をした、これは違う」という方がいらっしゃったら遠慮なく教えていだだけますようお願いいたします。

熱帯魚って、金魚とどうちがうの?

一般に熱帯地方に住む淡水魚のことを指します。水温が23度から27度程度のところに住んでいる魚が多いため日本で飼育するときには冬場の水温低下に対して何らかの手を打たねば冬を越すことは出来ません。水槽の水を温めるには一般的にはヒーターを使います。現在市販されているものは

というものがあります。価格的には別体型ヒーターを選ぶとサーモスタットも一緒に買わないといけないため高くなりますが、ヒーターが切れたときにヒーターだけを買い換えればいいので長い目でみれば安くなります。また、別体型は魚の状態に合わせて温度を調節することが出来ます。また必ず水温は温度計で確認するようにしてください。

じゃぁ金魚鉢でも飼えるかな?

金魚鉢だと魚に対して水の量が少ないことがまず問題になると思います。水の中で生きている魚は当然水の中で排泄をします。そしてその排泄物の中に含まれるアンモニアなどの物質が水を悪くしてゆきます。アンモニアは非常に毒性の強い物質なので、そのままにしておくと魚は死んでしまいます。金魚鉢では水の汚れに強い金魚でも毎日の水換えを必要としますが、熱帯魚ではさらに水をきれいにする必要があります(でも、金魚でもきれいな水に住ませてあげたいと思うので金魚鉢はおすすめできません)。ただ、一日に何度も水換えをするのは現実的ではないので濾過(ろか)装置に水をきれいにしてもらいます。

濾過装置って?

水槽の中に溜まった排泄物を取り除く装置です。濾過には大きく分けて物理濾過と生物濾過があります。物理濾過は糞や水草の枯れ葉など目に見えるゴミをウールマット等の目の細かい網でこしとることをいいます。手入れとしてウールマットの洗浄や交換が定期的に必要です(目が詰まったら洗います)。生物濾過は名前の通り生物(バクテリア)の働きによって目に見えないアンモニアなどを分解してもらうことをいいます。細菌の中にはアンモニアを分解して亜硝酸にするものや亜硝酸(亜硝酸もアンモニアほどではないですが毒性があります)を分解して硝酸塩にするものがいます。それらのバクテリアをたくさん用意するため、出来るだけバクテリアの住みかになる表面積の大きな(でこぼこした)濾材を選びます。一般的に熱帯魚屋さんで売っているセラミック濾材がそれです。

濾過装置のことはこちらに ただ、注意してもらいたいのが完全な濾過装置は存在しないということです。また、硝酸塩も無毒ではないので、水換えは必要なメンテナンスということを忘れないで下さい。

じゃぁ他にどんなものがいるのかな?

まずは水槽を置く台が必要ですね。水槽は一般的な60p水槽で水や砂利を入れると80sほどになるのでしっかりした台が必要です。また、設置場所もしっかりしたフローリングの部屋がいいです。部屋の話になりますが直射日光が当たるところは温度が上がり過ぎたりコケが生えやすい水槽になることが多いので避けたほうがいいです。また、人通りの多い場所も魚が落ち着けませんので避けたほうがいいです。

水槽はどんな魚をどのくらい飼いたいかということと置き場所との相談になりますが、出来るだけ大きな水槽がいいです。小さな水槽だと水質の悪化が早く、水を替えたときには水質の変化が大きいためこまめな水質管理を要求されます。大きな水槽のほうが水質の変化も少なく、魚もゆったり暮らせるので出来るだけ大きな水槽が良いと思います。かと言っていきなり150p水槽を買うのは無理があります、お勧めなのは価格の面や置き場所をそれほど取らないということからも一般的な60p水槽が良いと思います。また、水槽にどのくらいの魚を入れられるかということですが濾過装置や魚の種類にもよって変わるのではっきりした基準はありません。出来るだけ少ない目に、小型の熱帯魚ならば水1gに対して魚が1pぐらい(60g入る水槽ならば3pの魚が20匹)がまずは限度と考えたらいいのではないでしょうか。

また水槽セットといって60p水槽や90p水槽で熱帯魚を飼うために必要なものが一式入っているものを買うのも便利かもしれません。それには濾過装置(上部フィルターが多い)やヒーター・温度計など最低限必要なものが入っています。

他に水槽の中に入れるものとして砂利があります。底面濾過をするならば絶対必要なものですし、上部フィルター等を使うときにも魚を落ち着けるためや水草を植えるためにもあったほうがいいと思います。

あとはやはり魚が落ち着けるように隠れられる場所を用意してやります。流木や石・水草などですが流木はアク抜きをされていないと水が茶色くにごるので注意が必要です。また、石も種類によっては水質を著しく変化させるので熱帯魚屋さんで売られているものを使うのが無難です。水草は草食性の魚であると食べられてしまうことがあるので気をつけます。また、育成に設備やコツがいるものもあるので店員さんに聞いてみるのもいいかも知れません。

それから照明ですね。直射日光が当たらないところに水槽を設置しているので当然水槽の中はかなり暗いです。そのままでは熱帯魚を観る事も出来ませんし水草の光合成もできません。水槽セットにも蛍光灯は入っていると思いますが水草をするなら最低20W×2灯の照明は必要です。魚だけなら1灯でも特に問題はありません。照明について

他には水道水に含まれる塩素を中和する薬(ハイポなど)や水換えに使うバケツ・ポンプなどがあれば始めることが出来ます。

じゃぁ始めようか

始めるに当たって一番気をつけなければならないことは水を作ることです。水道水の塩素を中和することも当てはまりますがここでは濾過の効いた環境を作ることをいいます。最初の濾過装置のところでも書きましたがしっかりした濾過があってこそ魚が水槽で生きられるのでこれは非常に大切なことです。 そのために水槽を部屋に設置してから1週間くらい水をまわしてバクテリアが発生しやすい環境を作ります。1週間は長いですがその間に水草を植えたりレイアウトを考えたりといろいろ楽しんでください。最初は少し曇っていた水がだんだん透明になってゆくのがわかると思います。また、どんな魚を入れるか熱帯魚飼育のガイドブック等を読みながら考えるのもいいです、また最初は飼育しやすいといわれている魚から入ったほうが長く楽しめます。(いきなり買ってきた魚が死んでしまったらショックですよね)

1週間経ったんですけど

待ちに待った熱帯魚飼育の始まりですね。しかしここでいきなりたくさんの魚を入れると、濾過装置にバクテリアが完全に発生していないため水質がすぐに悪くなってしまいます。少ない目(60p水槽で3〜5匹くらい)の魚を入れてまずバクテリアの餌であるアンモニアを発生させます。そして魚の調子を見て調子が悪そうであれば1/3から1/2の水を替えるようにします。また、餌の量もかなり少ない目にしておきます(餌が多いと排泄物が多くなる)。そうして1週間から2週間くらい経ってから魚を増やしてゆきます。

魚の入れ方はこちら この濾過が出来上がっていない水槽で飼育すると言うのが熱帯魚飼育で一番難しいところであるので(慣れている人でも難しいです)ここは慎重にやってください。熱帯魚屋さんでは飼育水中のアンモニアの濃度や亜硝酸の濃度を測る試薬も売っているのでそれらを使って目では簡単に判断できない水質を知ることも出来ます。濾過が出来上がるまでの順序はまずアンモニア濃度が上がって次に亜硝酸の濃度が上がります。次にアンモニアの濃度が下がってゆき、その後亜硝酸の濃度が下がって最終的に両方とも検出されなくなります。そうなれば濾過のシステムが完成したということなので、始めての人は試薬を使って判断しながら水換えをしたほうが失敗が少ないと思います。また、水換えの時には塩素の中和と水の温度を水槽の温度に近いところまで上げてやるのを忘れないで下さい。特に冬場は水道水の温度がかなり下がっているので、いきなり冷たい水を水槽に入れたら魚が調子を崩してしまいますので注意してください。

 

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