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■ ジェネレーションギャップ ■ |
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同人用語の基礎知識 / ジェネレーションギャップ
■本とグッズ
印刷所のちらしなどで、「若い世代が本を作らない」「グッズ(便箋やバッチ)ばかり作っている」というのを見たのですが、実際にはどうなんでしょう?
コミケット55カタログの新田真子のコラムじゃないけど、やっぱり本を作ってこその同人活動だと思うのですが。ストーリーが出来ないとかあるのかもしれないけど、そういったことを苦しんで本を作るのこそが醍醐味なんじゃないのかなあ…。
もちろん…闇雲にお金かけて本を作って、イベント会場で押し売りまがいのことをするというのも問題ですが。(スペース前にも売り子が立って、そこを通った人を引き止めて本を売ってたサークルあるけど、それはねぇ…)
■不思議に思うこと。
同人誌の宣伝ちらしで、最近よく見る、
○部発行。
…誰が最初にやりだしたのか知らないけど、意味ないよな、と思うんです。1000部や2000部ちらしを発行してると表示することで何か得になることってあるのでしょうか?
また、ちらしの話題でよく見るのが、
学校ネタ。
「学園祭来てくれてありがとう!」とか「○○高校合格しました」とか…。そういった自分のプロフィールを不特定多数が読むちらしで公開するのは良くないことなんじゃないかな、と思うのですが、どうなんでしょう…。
■同人適齢期
これもちらしネタなんですが…同人の華は18歳までってのを何度か見たんです…。18歳になったので同人活動引退します…、という文も見ます。
どうやら…同人活動(≒マンガ書くこと)ってのは中学生〜高校生くらいの趣味になってきてるようですね。最近出ている「同人誌の作り方」といった本も、それくらいの読者を対象としてるようですし。
でも私は金銭の絡む同人活動は、基本的に高校生くらいになるまでは止めた方がいいと思うのです。即売会の申込規定で、サークル代表者は義務教育を終了していること、というのが多いのはやっぱり法律的な責任などを考えたことだと思うのです。それまでは雑誌等への投稿や、サークルの会員になるのにとどめた方がいいんじゃないかなあ…。
以上、こんなこと思う私は年寄りなんでしょうか…。(1999.1)
さて…上の文書を書いてから1年たちました。同人誌を巡る状況は1999年1年でだいぶ変わりました。「恐怖の大王」こそ降りてこなかったけど、色々な人が色々な経験をした年になりましたね…。
とりあえず上の文書を書いた直後におこった「ポケモン同人誌作家逮捕事件」。これについては他の人が嫌という程書いたのでここでは触れませんが、この事件をきっかけにキャラクターの「著作権」などを考えるきっかけとなり、そこでまた「グッズ」の問題がクローズアップされてきました。(なんかこの問題って実は、「エロ」が焦点じゃなくて「著作権」が焦点らしいです。)
「同人グッズ・同人誌は海賊版キャラクターグッズと何が違うのか」。
まず…キャラクターの設定イラストやオフィシャルイラスト等をそのままトレスしてそれを便箋やバッチにする。これは昔から業者によって行われている「パチモン」グッズとなんら違いがないですね。見つかったらかなりヤバイです。同様に、ゲーム画面やアニメ画面をそのままキャプチャーしてビデオプリントしたものを頒布したりグッズにしたり、もまずいですね。(ただ、これらパチモンなグッズを作ってる人って若い子か確信犯みたいなのが多くて、それだけに懲りないんだよなぁ…)
次に、独自の構図を使ってるけれど、オフィシャルのイラストに近い絵柄のグッズの場合。実はここが微妙だと思うんです。人間キャラだったら絵柄の違いってかなり出るけれど、例えばそれがピカチュウだったら(笑)。よっぽど(元のと)絵柄が違うか、わざと似せずに描かない限り、誰が描いてもオフィシャルみたいなピカチュウになってしまうんじゃないです?……それがもし、かなりよくできたグッズで、店先に並べてもそん色がなく、子供が手にとるような売り方をしていたら……。明らかなパチモンほどではないけれど、やはりこの場合は「訴えられても仕方ない」と思うんです。オフィシャルのグッズだったらば著作権者に入ったハズの利益が得られなかったわけですから……。
そして、元の絵柄に似てなくて、構図も独自というグッズだったら。多分大丈夫なんじゃないですかねぇ。ロゴマーク使ってない限り(爆笑)。…便箋でロゴマーク入れないと、誰だかわからんってキャラや絵柄もあるけど、ロゴマーク使ったら結局「ロゴマークをパチった」ことになるから結構やばいです。ゲームのロゴとか、最近モノだと「封神演義」のロゴとか(爆笑)。フリーハンドでも駄目な場合もあるので気をつけて下さい。
最後に本の場合。芸能関係以外で、そのジャンル内でトラブルがない場合には(例:コナミ・ときメモ。訴訟で一気に同人熱が冷めました…)、大抵は黙認してくれるもの…「ということになってます」(法律的に問題がある可能性はあります。まだ決着はついてません)。同人誌出身マンガ家の作品とかなら(恐れ多いけど)ご本人から文句つけられることはないでしょう。ただ、出版社などが嫌がっていたり、狂ったファンがいたりする場合もあるので、ある程度の表現の抑制は必要なのかもしれません……。(ファンの暴走は出版社よりも怖いぞ…。「ワタシの●●(キャラ名)はこんなんじゃない!」って。)
(2000.1)
■何で芸能関係の同人誌はまずいのか。
昔は芸能人関係の同人誌は、コンサート・ライブのレポートや、歌詞などの研究といった内容のものがかなりありました。 (実はワタシもその辺りから同人誌始めました) そういったものの場合は、エロ妄想や無断撮影のライブ写真(違法)、ライブ音源を売ります・買いますの内容(これも違法)がない限り、事務所やネタにされている当人に送っても割と喜ばれるものだったそうです。(こういった本は同人誌というよりもむしろミニコミ誌と呼ばれたようですね)
ただ、今の芸能人関係の同人誌(特にJ禁とかと表記してあるもの)は…結局、「スケベ妄想によるホモ同人誌」がかなりの割合を占めるんですね(苦笑)。「その手の本」には、当人が読んだら卒倒しそうなものもありますし(まれに喜ぶ人もいるかな…)、また、「何も知らない」ファンが読んだ時、露骨に嫌悪感を示すかも知れませんよね。
そのほか色々な理由や事情・なりゆきがあるんですが、個人的には芸能人関係の同人誌は、上のような理由で「堂々とやるのはよくない」んじゃないかなぁ、と思うんです。もっとこっそりやれ、と(笑)。
それから、同人誌を読んでいる方へ。コンサート・ライブ会場や球場できっついエロホモ同人誌読むのはどうかと思います(苦笑)。関係ないジャンルの本でも、ね…。あとそのミュージシャン等のカップリング話も、そういう会場では小声でした方がよろしいかと。(結構見ます聞きます…)
また、芸能関係同人誌じゃなくても、うたの歌詞をそのまま扉ページに使ったりするのはよくないです。(これはワタシも以前やってました。)歌のタイトルを本のタイトルにするくらいはいいと思いますが。他人の著作物は無断で使っちゃいけません…。
(2000.3)
おまけ:実在人のホモ妄想はネットでも隠れてやりましょう。ある意味同人誌よりも(一般)ファンの目は厳しいです。
(2001.2)
■不思議なこと。
さて。同人誌印刷所が「18才未満」に対して妙に優しいような気がします…。割引サービスしてたり、なんてのは一番極端でしょう。
ただ、本当に金がなくて苦しいのは、(一部)理系大学生同人なのでは?と思います…。高校生も確かにバイトはできないけど理系大学生も実験があるからバイトできないし、下宿学生だったら下手すると極限まで食費を削って同人誌製作に費やしてる場合もあります…。極端な言い方すれば、親のすねかじってるような高校生の同人遊びを支援するより、ある程度活動実績のある人の支援した方がよっぽど同人誌世界の底上げになるんじゃないのかな、と思うのですが。
それから「会員制サークル」を簡単に作ろうとする最近の風潮もよくわかりません。よく雑誌なんかに「会員募集」が載っているんですけど、ワタシ自身は活動実績があまりないサークルには入りたくないなぁ…。そして自分でも、「どうしてもこの会員制サークルは自分じゃないとできない」って思えるものに出会わない限り、それを作ろうとは思いませんね。(ちなみに今は1つのサークルの会員になってます。去年まで入ってた所、活動終了しちゃった…)まあ、よく考えてみるとこの「会員制サークル」は、ネット上の「メーリングリスト」に似てるのかも知れませんね(笑…「同人誌」と「メルマガ」も似てるよね)。
で。話がすごく横道にそれたけど、この「会員制サークル」を主催するのも、中学生とかが増えてきたらしいですね。…こんな所で言うのも何だけど、ちゃんと運営する自信や実力があってやってるのかな…。年寄りは不安なんですよ(爆笑)。
やっぱり…ワタシ、年寄りなんでしょうかねぇ…
(2000.1)
■同人誌作るのに年齢制限はあるのか。
えーと、上の文章等を自分で読み返してみると、どうやらワタシは若い子が同人活動するのをあまり快く思ってないような感じを受けますね(苦笑)。まぁ実際、「ちょっとなぁ」と思う中学生「同人誌作家」などもいるのは事実なんですが…。
とりあえずですね、漫画描いてそれを本にしたり便せん作ったりという「同人誌制作活動」は何歳からやっても構わないと思うのです。あ、ちゃんと印刷料金払ったり、印刷所とかと「取引」ができるのならばね(それが難しいかも知れないけどね)…。実際、ワタシも小学生くらいの頃、「本づくり遊び」したことありますし…(笑・漫画じゃないけど)。
ただし…その制作した漫画本やら便せんを「売りたい」場合は話が別です。作品を「売る」ことによって収入を得るわけで、そこには色々法律上の問題やら何やらが発生してくるのです(詳しくは省くけど)。そして何か問題が起こった場合、「えーワタシ中(小)学生だから〜」と言い逃れは出来ないと思うのです。
だからこれはあくまでもワタシの個人的な意見なのですが、中学生くらいまでは制作物は友人などに無料配布する程度にしたほうがいいと思うのです。もしくは…ファン活動は雑誌投稿や、会員制サークル誌上で行う方がいいかもしれません。沢山の人に見てもらいたいと思うその気持ちもわからないではないのですが、まだまだ将来があるわけですから、もう少し修行(笑)をつんでからでも遅くはないと思います…。
あとちょっと話の方向性は変わりますが…ペーパー等を作る時、自分の情報をあまり沢山漏らさないようにした方がいいですね(苦笑)。変な男の人につきまとわれる可能性もありますし。学校の名前書いたり、同人誌に関係のないお友達の名前書いたりしてはダメですね。特に若い子を狙って…という悪質な人もいないとは限らないので、十分に注意して欲しいです。
(2000.7)